【センバツ】八戸学院光星・菅沼 14年ぶり春8強導く決勝タイムリー 巨人・坂本に憧れ北海道から進学

[ 2026年3月25日 05:00 ]

第98回選抜高校野球大会第6日・2回戦   八戸学院光星5―4滋賀学園 ( 2026年3月24日    甲子園 )

<八戸学院光星・滋賀学園> 8回、八戸学院光星・菅沼は勝ち越し打を放つ(撮影・平嶋 理子)
Photo By スポニチ

 選抜では決勝進出の12年以来14年ぶりとなる八戸学院光星の8強入りを、自身のバットで決めた八戸学院光星・菅沼晴斗(2年)は「初球のスライダーに絞っていました。相手は初球スライダーが多いという対策だったので」と胸を張った。

 4―4の8回1死一、二塁で初球を振り抜いた。「自分はチャンスに強い」。4回にも一時勝ち越しの中前適時打をマークし、信じ切った。逆転された直後の6回には左犠飛も放ち同点に追いついた。2安打3打点で点の奪い合いを制し、仲井宗基監督も打線全体を「今年のチームは粘り強い」と褒め上げた。

 菅沼は北海道・札幌出身。巨人・坂本らを輩出した「打の光星」に憧れて津軽海峡を渡った。寮生活初日は苫小牧からフェリーで八戸港へ。北の大地から船に揺られ「不安だらけだった」。同じ寒冷地でも「八戸の方が風が強い」と言う厳しい環境に身を置き、鍛え抜いた。「坂本選手を参考にしている」と06年度卒で名球会入りした偉大なOBに今も熱視線を送り、その技術を吸収しようと必死だ。初戦の崇徳(広島)戦も2ラン含む3安打3打点。2戦計9打数5安打の打率・556、6打点でけん引している。

 12年の選抜準優勝時はまだ2歳だった。だが、幼少期に既に看板だった「打の光星」を継承している。準々決勝の相手は中京大中京。「厳しい展開になるが一戦必勝で頑張ります」。背番号16のバットはここからさらに上昇気流に乗っていきそうだ。(大木 穂高)

 ◇菅沼 晴斗(すがぬま・はると)2009年(平21)4月10日生まれ、北海道出身の16歳。幼稚園年長時に野球を始め、新琴似北中では札幌新琴似シニア所属で主に遊撃手。八戸学院光星では昨秋東北大会で初めてベンチ入り。昨秋は一塁手で公式戦4試合で16打数5安打、打率.313。1メートル79、75キロ。右投げ右打ち。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2026年3月25日のニュース