【木田優夫画伯の球界絵日記】斎藤先輩は開幕男だけど、そこは「マサオ・キダ」でしょ!?

[ 2026年3月24日 06:00 ]

木田画伯
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 日本ハムの木田優夫GM代行(57)による「木田画伯の球界絵日記」は開幕戦にめっぽう強かった巨人時代の先輩・斎藤雅樹さん(61)について。サイドスローから通算180勝をマークし、誰もが緊張する特別な一戦でも3年連続完封の偉業を達成。「ワニの肉を食べる男」として有名だった、あの助っ人も忘れられないレジェンドです。

 ファイターズはオープン戦の全日程を終了して、あとは福岡での開幕戦を迎えるだけになっています。毎年思っていることですが、今年は去年以上に監督、コーチ、選手をしっかりとサポートしていきたいと考えています。

 もちろん、僕は開幕投手を務めたことはありませんが、それでも開幕戦は特別な試合で、いつも力が入りすぎて登板があったときは打たれた記憶しかありません。

 ただ、そんな僕の近くに開幕戦にやたら強かった人がいました。

 ジャイアンツ時代の先輩の斎藤雅樹さんです。斎藤さんは通算6度の開幕投手を務めていて、1993年から96年までは4連勝、そのうちの94年からの3年間はすべて完封勝利を挙げています。

 当時のジャイアンツは槙原さん、斎藤さん、桑田さんの3本柱が中心でしたが、その中でも開幕戦に限って言うと斎藤さんが、ズバ抜けた成績を残していたと思います。

 サイドスローからの投球でストレートはスピードガン以上の威力があり、カーブは切れと大きさを併せ持っていました。基本的にはこの2種類でのピッチングでしたが、相手打者は対応が難しく数々のタイトルを獲得していました。

 ちなみに、当時スワローズとタイガースに在籍して、僕がデトロイトタイガースに入団したときの監督だったラリー・パリッシュ氏は、僕の記念すべき入団会見にもかかわらず、地元記者から「日本で一番打てなかった投手は誰だ?」と聞かれたときに、「マサキ・サイトウだ」と答えていました。いまだにあの場所だけは「マサオ・キダ」でよかったのではないかと思っています。(日本ハムGM代行)

 ○…パリッシュは通算32打数3安打、打率・094、19三振を喫している巨人・斎藤を「大の苦手」と公言していたが、実は木田画伯も「苦手」だった。89年5月25日に左翼へ超特大弾を放っているが、その後はさっぱり。通算19打数2安打、打率・105で11三振を喫している。

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