【センバツ】帝京長岡・川村 2校目ユニでもたどり着いた聖地

[ 2026年3月24日 05:00 ]

第98回選抜高校野球大会第5日・1回戦   帝京長岡1-5東北 ( 2026年3月23日    甲子園 )

<帝京長岡・東北>9回、安打を放つ帝京長岡・川村(撮影・松永 柊斗)
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 【みんなイイじゃん】銀傘にこだまする歓声も、アルプス席からの応援も、2年前と少しも変わらない。帝京長岡の川村光翼(こうすけ、3年)にとって変わったのは、ユニホームだけだった。

 「前回は雰囲気に押されたけど、今回はガツガツいく自分を出せたと思う。甲子園は守りやすかった」

 24年夏。木更津総合(千葉)の1年生だった川村は背番号19の外野手として甲子園の土を踏んだ。出番はなく、同年秋に転機が訪れた。「環境を変えて野球をやりたい」と決意。転校先を探す中で帝京長岡の芝草宇宙監督に出会った。「自分の野球の姿勢を見て“一緒にやろう”と言ってくれた」。転入は翌年1月。高野連の規定で転校後1年間試合には出られない。主将を任された昨秋はスタンド応援。最後の夏に懸けるつもりだったが、仲間たちが春の舞台を用意してくれた。

 「3番・右翼」で出場。これが転校後初の公式戦だった。7回には横浜南ボーイズで一緒にプレーした東北の3番手・狩野哲平(3年)と対戦。遊飛に打ち取られた。「打てる球を逃した。悔しい」。1―5の9回2死では右前へ甲子園初安打も放った。不思議な縁に導かれた甲子園。「2年前は先輩たちに、今回も仲間に連れてきてもらった。今度は、自分が連れていって勝ちたい」。最後の夏へ川村はそう誓った。(秋村 誠人)

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