【WBC】決勝打のスアレス「私たちは家族だ。このチームは最高だ!」 大興奮で世界一の要因を強調

[ 2026年3月18日 12:35 ]

第6回WBC決勝ラウンド 決勝   ベネズエラ3―2米国 ( 2026年3月17日    ローンデポ・パーク )

<ベネズエラ・米国>米国を倒し初優勝を決め歓喜のナイン(AP)
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 ベネズエラが米国との激闘を制し、悲願の初優勝を飾った。試合終了の瞬間、守護神のパレンシアはグラブをマイアミの空に放り投げた。主砲のアラエスは涙を流して喜びに浸った。ベネズエラは日本、ドミニカ共和国、米国に続いて4カ国目で、南米初の優勝チームとなった。

 2―2の同点に追いつかれた直後、頼れる4番打者が世界一に向けての貴重な勝ち越し点をたたき出した。スアレスは9回無死二塁、米国5番手・ウィットロックのチェンジアップを捉え、左中間を破った。ベンチは歓喜に包まれお祭り騒ぎとなり、球場にも大興奮が渦巻いた。

 スアレスは試合後、MLBネットワークのインタビューに、大興奮のまま応えた。「ベネズエラが優勝すると誰も信じてなかったが、今、私たちは今日ここでチャンピオンになった!これはベネズエラという国全体にとっての名誉だ」と早口でまくし立てた。

 世界一の要因について、またしても早口で「団結です」と即答。「私たちは常に一緒でした。単なるチームメートではなく、私たちは家族だ。このチームは最高だ!私たちはここでは家族なんだ。だからこそ、私たちは情熱と愛を持ってプレーしている。なぜなら、自分たちのユニホーム、自分たちの国が目の前にあることを感じているからだ」と母国愛をもとにした団結力を強調。

 「選手として、一人の人間として、そしてベネズエラ人として、これは私たちの人生そのものだ。今、私たちはチャンピオンだ!」と絶叫した。

 ベネズエラは1次ラウンドD組を3勝1敗の2位で突破。準々決勝は前回優勝の日本を撃破し、準決勝は唯一の全勝だったイタリアに逆転勝ちして初の決勝の舞台に立った。日本戦は効果的な3本の本塁打で劣勢を跳ね返し、イタリア戦は7回に単打4本でつないで逆転と、どんな展開でも得点が取れる勝負強い打線が武器。投手陣も粘り強く継投で勝ち上がってきた。野球への情熱、母国愛、そして家族同様の団結力で野球の母国に挑み、高くて厚い壁を越えた。

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