【WBC】イタリア無念の逆転負け…初の決勝進出逃し“エスプレッソ旋風”ストップ ベンチで一歩も動けず

[ 2026年3月17日 11:51 ]

第6回WBC決勝ラウンド 準決勝   イタリア2─4ベネズエラ ( 2026年3月16日    米フロリダ州マイアミ )

ベネズエラとの準決勝に敗れたイタリアナインはハグを交わし健闘を称える(AP)
Photo By AP

 第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場しているイタリアは16日(日本時間17日)、準決勝のベネズエラ戦に逆転負け。初の決勝進出を逃しベスト4敗退となった。

 打線は2回1死からデゼンゾが中前打で出塁すると、カグリオン、フィッシャーが相手先発・モンテロの球を冷静に見極め連続四球で1死満塁の好機をつくった。8番・ドラシオもフルカウントからの6球目、外角低めのスライダーを見極め、3者連続四球による押し出し四球で先制点を奪った。ここでベネズエラはモンテロからサンチェスに継投。9番・ノリはニゴロに倒れたが、その間に三塁走者が生還し2点目を加えた。

 ただ、その後は走者を出しながらもあと1本が出ず無得点。6回は2死満塁で1番・アントナチが見逃し三振に倒れ追加点を奪えなかった。

 投げては先発したノラが4回4安打1失点と力投。ところが、5回から2番手でマウンドに上がったロレンゼンが3イニング目につかまった。1─2の7回2死一塁から4連打を浴び、一挙3失点。勢いに乗ったベネズエラ打線を止めることができず試合をひっくり返され、悔しい逆転負けとなった。

 9回2死、アントナチが空振り三振に倒れゲームセットを迎えると、イタリアナインは歓喜に沸くベネズエラナインとは対照的にベンチで呆然となり、一歩も動くことができなかった。

 イタリアは1次ラウンドで米国を撃破するなど5連勝で準決勝を迎え、ダークホースとして注目を集めた。本塁打を放った選手がベンチでエスプレッソを飲み干す“本塁打セレブレーション”も話題となった。

 主将・パスクアンティノを筆頭にMLBや傘下マイナーでプレーする選手が多いもののイタリア国内でも日ごとに盛り上がりを見せ、試合がテレビ放送されるなど“野球熱”が高まった。

 WBCは国際的な野球振興や市場拡大を目的に2006年から開催が始まった。それから20年。“エスプレッソ旋風”はストップしたもののイタリアが今大会、残した足跡は野球の歴史に深く刻まれた。

続きを表示

この記事のフォト

「WBC 2026速報|侍ジャパン最新情報・大谷翔平ら注目選手・日本戦ほか日程&放送情報【第6回ワールド・ベースボール・クラシック」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2026年3月17日のニュース