ド軍新戦力の29歳タッカー外野手 もう一段階上の選手へ 打撃も守備も進化に期待

[ 2026年3月17日 13:10 ]

ドジャースのタッカー(AP)
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 スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」がドジャースの新戦力、カイル・タッカー外野手(29)について報じた。

 オープン戦でタッカーは25打席に立ち、そのうち8打席で「ボール3」のカウントまで持ち込んだ。ここ2年はストライクゾーン外の球を追う率(チェース率)をキャリア最低水準まで下げており、今後さらに粘り強い打席が増える可能性がある。

 もちろん、タッカーは長打力も兼ね備えている。13日にはドジャース移籍後初本塁打を放ち、15日にも再び本塁打を記録した。ロバーツ監督はこう評価する。「彼は選球眼の良さでリーグから敬意を集めている。同時に、自分のゾーンには非常に頑固だ。出塁すること、球を見ることを大切にしていて、何を狙っているかも分かっている。打線の上位で出塁役を担ってほしい。それが我々の狙いだ」。

 一方の本人は、ただチームに溶け込んでいるだけだと話す。「ここにはゾーンをうまくコントロールできる素晴らしい打者がたくさんいる。だから、相手の投手陣にとってはかなり厄介な打線になると思う」。

 タッカーはまだ29歳。開幕時点ではドジャースのレギュラー野手の中で3番目に若い選手になる見込み(金慧成=キム・ヘソン=、アンディ・パヘスに次ぐ)。球団幹部は「まだもう一段階上のレベルに到達できる」と期待を寄せている。

 それは守備面でも同様だ。タッカーは2022年にゴールドグラブを獲得した右翼手だが、昨季は守備指標でマイナスを記録した。その一因には、前所属カブスの本拠リグリー・フィールド特有の難しい外野環境もあるとみられる。ただロバーツ監督は、外野フライに対する初動の1歩目が平均以下だったことも影響したと指摘する。「彼を獲得する際にも話したことだが、本人もそこを改善したいと言っている。肩の強さも正確さもあるし、今は健康でもある。だから彼が再びリーグ屈指の右翼手の議論に入らない理由はないと思う」。

 4年総額2億4000万ドル(約382億円)の記録的な契約で加入したタッカー。期待値は当然高いが、それに応えるだけの能力は十分に備えている。

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