「WBCは本物だ 万歳」米名物コラムニストが絶賛 “安っぽい大会”から「見逃せない」世界的イベントへ

[ 2026年3月16日 08:40 ]

コールド勝ちを決めるサヨナラ3ランを放ったウェルズを祝福するドミニカ共和国ナイン(AP)
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 ロサンゼルス・タイムズ紙の名物コラムニスト、ビル・プラシキ記者が15日(日本時間16日)、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を絶賛した。

 かつては「安っぽい作り物」のように感じていたが、今ではその考えを完全に改めたという。「この大会は完全に“キマっている”。耳をつんざく歓声、アイブラックににじむ涙。格安の教皇や白頭ワシの格好をしたファンたち。テレビ視聴率は急上昇し、まるで10月のポストシーズンのような野球が繰り広げられている。しかも、それがスプリングトレーニングの真っ最中に起きている。WBC万歳」と評価。

 第1回大会から20年。「この大会は、すっかり成熟した。第6回大会は、NBAシーズンの停滞期とNCAAトーナメント(マーチ・マッドネス)の前という絶妙なタイミングで、スポーツ界の主役をさらっている。まるで2週間続くオールスターゲームのようだ」と表現する。

 「ただし、選手たちは本気だ。開幕2週間前だというのに、まるでペナントレース最終週のような盛り上がりである。この大会は競争が激しく、そしてクレイジーだ。準々決勝は、その両方が詰まっていた。ドミニカ共和国のウラジーミル・ゲレロは、韓国戦でヘッドスライディングで空を飛び、得点すると、まるでワールドシリーズを制したかのように拳を突き上げた。アメリカ代表のデービッド・ベッドナーは、カナダ戦の7回のピンチを切り抜けると、観客の大合唱とともに雄叫びを上げた。感情と緊張感に満ちたこの大会で、アメリカ代表は15日、マイアミでドミニカ共和国と準決勝を戦う。それはシーズン開幕前の試合として、今年最大の視聴率を記録する可能性がある」

 「史上最高の試合の一つになると思う」とアメリカ代表のマーク・デローサ監督は語った。プラシキ記者が考え方を変えたのは前回大会、2023年の決勝戦の最後の打席を見たからだった。マイク・トラウトを相手に、大谷翔平が三振を奪い、日本を優勝へ導いたあの瞬間だ。大谷は珍しく帽子とグラブを投げ、球場は本物の歓喜に包まれた。そのとき、プラシキはようやく「これは本物だ」と気づいたという。それから3年。アメリカの選手たちも同じ結論に達した。そしてWBCは、今や見逃せないテレビイベントへと変わっている。

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