日本ハム“シン・新庄戦法”2連発 走者三塁から“十八番”スクイズじゃなくエンドラン

[ 2026年2月16日 06:00 ]

練習試合   日本ハム9ー9楽天 ※特別ルール ( 2026年2月15日    金武 )

練習試合<楽・日>3回、走者三塁で一ゴロ打つ五十幡(撮影・高橋 茂夫)
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 派手さはない。それがいい。タイムリーでもないのに、日本ハムのベンチは沸きに沸いていた。新庄監督が今季掲げるテーマは「自己犠牲」。同一リーグの楽天との練習試合だろうと出し惜しみせず、新戦法を2連発で披露した。

 「まあ想像通り。今日100%、全て当たりましたね」

 まずは1―0の3回1死三塁。スクイズも考えられる場面で出したサインはヒットエンドランだ。打席の五十幡は「何かやりそうだなと準備はしていた」と軽打で一ゴロを転がして追加点を決めた。さらに3点を返して1点差に迫った9回、なおも1死一、三塁でも再びヒットエンドランを敢行。奈良間がうまく二塁に転がし、同点に追いついた。

 昨季まで走者三塁の好機ではスクイズが十八番だった。ただ、もう就任5年目を迎えて他球団には知れ渡る。「特にうちはスクイズめちゃくちゃ警戒されているから」。三塁走者がスタートを切った瞬間、投手にワンバウンドの球を投げられる可能性も懸念。打者がバントの構えをしなければ大きく外される心配はない。だから選択肢を増やした。

 キャンプ期間中はフリー打撃中の走塁練習の一つに三塁走者のスタートを追加。打者が空振りしても、帰塁できる距離を選手に植え付けさせてきた。「難しいですけどね。難しいことを成功させるチームにはなってきているから。それがファイターズ。前例のないことをつくっていけばいいだけなんで」。シン戦法を習得したとき、誰にも防げない強力な一手となる。(清藤 駿太)

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