ソフトバンク 野村勇へ王貞治球団会長「30本、40本と目標は大きくした方がいい」

[ 2026年2月11日 06:00 ]

ライブBPで安打性の打球を放つソフトバンク・野村(撮影・成瀬 徹)
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 遊撃のレギュラー獲りを目指すソフトバンクの野村勇内野手(29)が10日、今春キャンプの“初打席”で左翼線への痛烈な二塁打を放った。この日からA組でライブBP(実戦形式の打撃練習)がスタート。宮崎入りして初視察した王貞治球団会長(85)から大きな期待もかけられる中、持ち味の長打力をアピールした。

 鋭い打球が左翼線を襲った。今春初の実戦形式での初打席。野村のバットが伊藤の直球を捉え、力強く快音を響かせた。

 「持ち味の長打(二塁打)が実戦1日目から出たのは少しホッとしてます。紅白戦、対外試合もある。どんどん振ってアピールして開幕スタメンを獲れるように頑張っていきたい」

 昨季126試合に出場し、打率・271、12本塁打、40打点、18盗塁とブレーク。日本シリーズ第5戦で決勝アーチを放つなど、一発がある豪快な打撃が持ち味だ。この日、宮崎入りした王貞治球団会長は打撃練習を見守り「今年は何本打つかな?去年で自信をつけたんじゃないかな」と熱視線を送った。

 20本塁打を目標に掲げていることを伝え聞くと「少ないねえ」と瞬時に反応。「それだと(20本の)前後しかいかない。30本、40本と目標は大きくした方がいいんだよ」とエールを送った。潜在能力の高さを認めるからこそだ。

 野村は王会長の期待の言葉に「もちろん目指します。20本は打ったことないので。それ以上、打ちたいと思ってます」と応えた。昨季の活躍で迷いがなくなり、打撃の“型”もできた。「打席の中で自分のやるべきことが分かってきた」と自信を持って5年目のシーズンに挑む。

 目標は遊撃のレギュラー獲り。ライバルは14年連続の開幕ショートを目指す名手・今宮だ。ライブBPでは守備でも軽快なプレーを見せた。「初実戦でポロポロしていては締まらないと思うので。いつも以上に仕上がっていると思います」と手応えを口にした。

 激しいチーム内の競争を勝ち抜き、確固たる自分のポジションを築き上げる。 (木下 大一)

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