松井秀喜氏 弾丸熱血指導!古巣・巨人で2年ぶり臨時コーチ 石塚に期待「巨人を背負って立つ選手に」

[ 2026年2月11日 05:30 ]

石塚(右)を指導する松井秀喜氏(撮影・光山 貴大)
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 弾丸、そして熱血指導だ!巨人OBの松井秀喜氏(51=ヤンキースGM特別アドバイザー)が10日、巨人の宮崎キャンプで2年ぶり5度目の臨時コーチを務めた。自宅のあるニューヨークから羽田空港に午前4時半に到着し、そのまま約20時間をかける弾丸移動でキャンプ地へ。初日は高卒2年目の石塚裕惺内野手(19)やリチャード内野手(26)らに熱心にアドバイスを送り、飛躍に期待を寄せた。

 打撃ケージ裏の松井氏の視線が一段と鋭くなった。午後の個別練習。目の前でバットを振っていたのは石塚だ。24年ドラフト1位からの質問に身ぶり手ぶりを交えて約5分間、アドバイスを送った。2年ぶりの「ゴジラ塾」の開講だった。

 「まだ19歳でしょ?いい体をしていてパワーもある。これからのジャイアンツを背負って立つ選手になるんじゃないかな」。近い将来のスター候補。「今日会っていきなり、ね。自分が19歳だったらできない」と自ら質問へ突撃してきた積極性も評価した。意を決して「どさくさで行った」という石塚はトップの位置について助言をもらい「分かりやすかった。凄いプラスだった」。その後は柵越えなど快音連発。松井氏も笑顔で見守った。

 弾丸での宮崎入りだった。自宅のあるニューヨークから早朝の午前4時半に羽田空港着。乗り換えで約4時間待ち、約20時間かけて宮崎空港に到着した。そのままキャンプ地に直行し「時差ぼけ?大丈夫じゃないよ」と笑ったが、巨人愛あふれる強行。「選手の皆さんの背中をしっかり押してあげたい」との古巣への思いからだ。

 石塚だけでなく、ブルージェイズ移籍の岡本に代わる大砲候補のリチャードには、この日最長の8分間のアドバイス。「いい時間でした。(内容は)俺だけのもんっす。秘密」と言うリチャードに、松井氏は自身の現役時代と同じ長距離砲として「(本塁打量産の)能力は十分ある」と期待を寄せた。中山、門脇ら多くの選手にも助言。ゴジラ塾初日は午後3時半まで続いた。

 練習中には長渕剛「とんぼ」、シャ乱Q「シングルベッド」など松井氏が現役だった90年代のヒット曲を流す粋な演出も。日程は12日までの3日間。「去年優勝を逃したし、ジャイアンツにいいシーズンを送ってほしい。それが一番」という松井氏が、宮崎をさらに熱くする。(鈴木 勝巳)

 ▼阿部監督 わざわざ来ていただいて、何人か(選手が)聞きに行ってくれた。いい一日になった。

 【松井秀喜氏の巨人春季キャンプ臨時コーチ】

 ☆14年=原監督 1月31日に宮崎入りし、初日から2月13日まで約2週間指導。フリー打撃で柵越えを放つなどの実演や打撃指導に加え、阿部の居残り特打で147球投げるなど打撃投手でも計1023球投げた。菅野のブルペン投球で左打席に入るなど精力的に動き回った。

 ☆16年=高橋監督 宮崎での1次キャンプで「1~3軍巡回臨時コーチ」として指導。グラウンドで野手に打撃理論を説き、宿舎での講義も。当時、高卒2年目の岡本に熱視線を送った。

 ☆18年=高橋監督 2月6~12日に指導。10日は巨人とソフトバンクのOB戦が行われ、長嶋茂雄総監督の下、3番に座って2安打し、4番・王貞治とクリーンアップを組んだ。

 ☆24年=阿部監督 2月10~14日に指導。初日は阿部監督が用意したレッドカーペットの上を歩いて登場し、背番号55の後輩の秋広への技術指導を行った。最終日にはフリー打撃を実演し、14スイング目で柵越えを描き一発締め。

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