DeNA相川監督は先発ローテに「計算できるのは東ぐらい」439イニングの“穴”埋められる候補は…?

[ 2026年2月4日 10:36 ]

<DeNAキャンプ>ブルペンで練習を見る相川監督(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 球春到来。2月1日、プロ野球の春季キャンプが一斉にスタートした。全国の野球ファンは“推し球団”の各ポジションのレギュラーや先発ローテーション、リリーフの勝ちパターンの予想などに思いを巡らせていることだろう。

 沖縄・宜野湾で実施されているDeNAの1軍キャンプを取材している。選手の顔ぶれをみていると、やはり主力野手の顔ぶれはなかなかに豪華。ここに新外国人がフィットし、若手の突き上げもあれば、攻撃力はリーグトップクラスとなる。

 一方の投手陣はどうか。やはりポイントとなるのは先発陣だろう。キャンプ2日目、相川新監督ははっきりと言った。

 「計算できるのは1人しかいないんじゃないですか。東ぐらいしか。誰がローテを1年間、回ったことがあるんですか。外国人もそうだし、石田(裕)、竹田…。経験値で言えば大貫とか、平良も。1年間回ったことがない」

 439と1/3回。この数字は、すでに退団した外国人投手3人が昨季中に“食った”イニング数の合計だ。ケイが155回、ジャクソンは150回2/3、バウアーで133回2/3。まずはそこを埋めなければいけない。レギュラーシーズン143試合が仮に全試合が9回で終了した場合、イニングに換算すれば計1287回になる。

 一般的に先発投手が役割を果たしたとされる目安が6回で、143試合×6回=858回。エースの東は毎年、安定して160回以上を投げているが、他の投手がどれだけ「イニングイーター」として機能するかが優勝争いに食い込んでいくポイントになる。昨季はクローザーとして22セーブをマークした入江を先発に挑戦するのも理に適った選択だ。

 先ほどの相川監督の言葉は、決して自虐でもなければ悲観的になっているわけでもない。明確な課題を真正面から受け止めているからこその発言。裏を返せば「5枠」が空いているということでもある。皮算用ではなく、いかに先発陣を整備できるか。DeNAには能力を秘めた選手たちは多く、若手にとってはこれ以上ないチャンスでもある。選手たちの奮起と新指揮官の手腕に注目だ。(記者コラム・重光 晋太郎)

続きを表示

「DeNA」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2026年2月4日のニュース