槙原寛己氏 巨人・大勢「抜けない」武器のため試行錯誤

[ 2026年2月2日 05:30 ]

ブルペンで阿部監督(左)と並んで投球練習を見つめる槙原寛己氏(撮影・光山 貴大)
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 【CHECK!槙原寛己】巨人・大勢のブルペン投球を見た後、本人とも話をさせてもらった。使用していたのはWBC球。直球はしっかりと指にかかっている感じだったが、ポイントは2球投げたフォークだろう。大勢は球種が少ない。絶対に投げなければいけない、命運を握るボールといえる。

 滑りやすいとされるWBC球。フォークを投げた際に「滑って抜ける」ことで意図しないところに行ってしまうのが一番怖い。大勢も普段のNPB球では縫い目に指をかけない握りを、かけるかどうかなど試行錯誤していたという。また、体がホーム方向に突っ込んでしまうとボールが抜けやすく、落ちが悪くなる。田中将らに相談しながら、軸足の右足に体重を残すよう意識したら感じが良くなったと言っていた。

 巨人からは唯一の日本代表。前回は戸郷がいたが、今回はWBC球を使ったキャッチボールの相手がいない。そこで試せることも多々あるだけに、本人も悩ましげだった。14日からの強化合宿ではダルビッシュにもアドバイスを求めることが可能。短期決戦は一球のミスが命取りになる。「抜けない」フォークこそが大勢にとっての武器になる。(スポニチ本紙評論家)

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