大阪ガス・島袋 2年目のテーマは打力アップ「まくとぅそーけー なんくるないさ」を胸に刻む

[ 2026年2月2日 08:00 ]

大阪ガス・島袋
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 課題の克服へ、大阪ガス・島袋皓平内野手(23)が黙々と汗を流している。

 「1年目からショートで使っていただいて、守備では何とか貢献できたんじゃいのかなというのはあるんですが、バッティングに関してはなかなか結果が出なかった。今年はそのバッティングでもしっかりチームを引っ張れるような選手を目指しています」

 沖縄尚学、東北福祉大を経て今季が入社2年目。堅実な守備力と強肩を買われ、昨季は新人ながら遊撃の定位置を獲得した。順調なスタートを切った一方で、苦しんだのがバッティング。シーズンを通して良い感覚をつかむことができなかった。

 「昨年は三振数が多かったので、そこを減らして、打率を上げたい」

 新チーム結成時から取り組んでいるのが、タイミングの取り方の修正だ。投球に差し込まれる場面が多かった要因の一つが始動の遅さ。首脳陣と打開策を話し合う中で、投手のモーションに合わせて、左足を上げるように始動を早めた。「まだ試行錯誤している感じです」。実戦も始まっておらず手探りではあるが、浮上への光はある。昨秋の日本選手権近畿地区最終予選で打率・455をマーク。大会後、映像を見返してみると、従来よりも始動するタイミングが早いことに気づいた。「変えているつもりはなかったです」。意図的でなかったとはいえ、始動が早かったことで結果を残したことは事実。峯岡格監督は「守備は計算していますが、課題の打撃はまだ自分を出し切れていない。長打力もあって、コンタクトもできる。自分らしさを出してもらえたらいい」と期待を寄せる。

 沖縄県那覇市出身の23歳。野球に限らず、日々の生活を送る上で、沖縄方言の黄金言葉(くがにくとぅば)を胸に刻む。

 「“なんくるないさ”っていう言葉は軽い感じで捉えられがちだと思うんですけど、その前に“まくとぅそーけー”がつくんです。正しくは“まくとぅそーけー なんくるないさ”。誠実に努力して、やるべきことをきちんとしていれば、いつかは道が必ず開けてくるという意味で、自分の中では大切にしています」

 コツコツと地道な練習を積み重ね、強打の遊撃手として大阪ガス打線をけん引する。
 

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