【センバツ】昨春優勝の横浜、昨夏優勝の沖縄尚学は好投手決め手に最終切符 近畿公立校なしは大会史上初

[ 2026年1月30日 17:39 ]

第98回選抜高校野球大会の出場校決定

阪神甲子園球場
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 一般枠の選考では波乱はなく、ほぼ予想通り、順当と言える30校が選ばれた。

 昨春選抜優勝の横浜と昨夏選手権優勝の沖縄尚学はともに好投手の存在が大きく、それぞれ地区最後の代表校に滑り込んだ。

 関東・東京最後の6校目はまず、昨秋関東大会4強に次ぐ5番目として「横浜は浦和学院との比較で走攻守に横浜の声で全会一致」と宝馨選考委員長(日本高校野球連盟会長)。東京大会準優勝の関東一との比較となったが「攻撃力は互角。織田、小林の好投手を擁する横浜が走攻守に高いレベルにある」と選出された。

 沖縄尚学は九州大会準々決勝で敗退。神宮枠で1校増の九州で4強に次ぐ5番目として選出された。宝委員長は「昨夏の選手権大会優勝に貢献した末吉、新垣の二枚看板は球威、制球ともすばらしく、同じく準々決勝で敗れた他3校を上回る」と評価した。

 横浜、沖縄尚学とも昨年春と夏の全国優勝チームだが、宝委員長は「昨年の実績が影響したわけではない。あくまで地区大会での力量評価」と説明した。

 近畿は昨秋4強4校に次いで近江、東洋大姫路を選出。この6校はすべて私学。21世紀枠で近畿地区推薦校だった県立の郡山も落選したため、近畿は第1回大会から続いていた選抜大会での公立校出場が途切れた。宝委員長は「大会初らしいが、公立、私立を念頭に選出しているわけではない」と話した。

 東北3校目は東北と聖光学院の比較で「対戦チームに応じた打撃で4強中唯一のチーム打率3割をマーク。投打にバランスがとれている」(辻中祐子副委員長)と強打を評価して東北を選んだ。

 東海3校目は大垣日大の機動力を絡めた攻撃力への評価が高く全会一致で選出された。好投手・高部を擁する聖隷クリストファーは準決勝でのコールド負けが響いた。

 21世紀枠は文武両道で推薦された数校のなかから長崎西を選出。九州大会で1勝した実績も加味された。困難克服、地域貢献の側面からは高知農を選出。近年の部員不足を克服した不屈の姿勢が評価された。   (編集委員・内田 雅也)

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