阪神・浜田太貴が宜野座1号!“虎のブンブン丸”いきなり魅せた柵越え6本「力まないで打てたかな」

[ 2026年1月30日 05:15 ]

フリー打撃で快音を連発する浜田(撮影・大森 寛明)
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 立ち姿からテイクバックまではブルージェイズに移籍した前巨人・岡本に似ている。昨年12月の現役ドラフトでヤクルトから移籍。曇天の宜野座に26年1号を描いたのは新戦力の浜田だった。

 「(宜野座1号は)良かったです(笑い)。多分、風ですね。風です」

 そう謙遜したが、“虎のブンブン丸”が打席に立った時は無風に近かった。重さ900グラムのマスコットバットで持ち前の長打力を披露。宜野座1号よりも7スイング目が衝撃的だった。会心の一振りは弾丸ライナーで左中間席に設置された「歓迎」の看板上部を直撃。推定飛距離120メートルの豪快弾だ。初日は37スイングで柵越え6本。これは森下、嶋村と並びチーム最多タイだった。沖縄先乗り合同自主トレ初日からエンジン全開…と思いきや、底知れぬパワーをまだ隠し持っているようだ。

 「あまり今日は振っていないというか、力まないで打てたかなという感じ」

 昨季までは本塁打が出やすい神宮球場を本拠地としていた。それでも宜野座で示した飛距離なら、ホームが甲子園球場に変わろうとも心配は無用だろう。非凡な長打力に加え、オフは現役通算2186安打を誇った内川聖一氏に弟子入り。この日は“師匠”から伝授された右打ちに取り組むなどサバイバルへ向けた準備を進めた。

 「ここが基準というより、オープン戦が始まったり、試合が始まってから合わせていきたい。あまり(状態を上げるのが)早すぎて(調子が)落ちてもあれだし、ゆっくりいきたいなと思います」

 今春キャンプでは熾烈(しれつ)な左翼争いに挑む。ライバルとなる前川、井坪らが見守る前で放った名刺代わりの計6発。今年のチームスローガン「熱覇」と記されたTシャツを着て汗を流した。「友達づくりからやっていきます」。新天地で躍動する姿が待ち遠しい。 (石崎 祥平)

≪沖縄自主トレ 近年の宜野座1号≫

 ☆21年 中谷 フリー打撃は初球から全力のスイングで臨み、12スイング目を左翼の芝生席へ。前年の不調から幸先の良いスタートに「(1号は)もう順番です。でも良かった」。

 ☆22年 悪天候のため屋外フリー打撃なし。

 ☆23年 井上 フリー打撃の12スイング目、左中間への推定120メートル弾はじめ、37スイングで4本。中堅狙いの打撃が坂本(巨)と山川(西)の助言で開眼。

 ☆24年 井上 フリー打撃の3球目を左翼へ飛ばし、2年連続の“1号”ゲット。直前に行った牧(D)との合同自主トレの成果に手応え。

 ☆25年 井坪 高卒3年目で初の宜野座組。ドジャースのベッツを参考にしたフォームで左翼芝生席へ放り込むなど、40スイングで4本。(日付はすべて1月29日)

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