センバツでDH制初採用! DH経験豊富な九州国際大付・楠城監督「走塁センスも必要」

[ 2026年1月29日 05:00 ]

九州国際大付・楠城祐介監督
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 【30日センバツ出場校決定 我が校のDH(2)】他の指導者にないアドバンテージかもしれない。昨秋の明治神宮大会を制した九州国際大付(福岡)の楠城祐介監督は、DH制の経験が豊富だ。パナソニックから楽天に入団。09年のフレッシュオールスターでは代打で安打を放ち、そのままDHとしてプレーしたこともある。「DHは大学からですね。心の持ち方とかは分かっているつもりですけど、勝手に試合が進んでいるように感じる」と、守備に就かない時間に難しさがあると言う。

 どうすればうまく順応できるのか。具体的な対策の一つとして、イニング間に外野手と控え選手が行うキャッチボールを挙げ「DHが(キャッチボールを)やった方がいいと思いますね」と話した。

 DHに求める条件について、選手には「打つだけじゃなく、走塁センスも必要」と伝えている。その座を狙う選手たちも力が入る。外野手の鰐口拓時(ひろと=2年)は高校通算本塁打こそ0本も、昨秋の九州大会決勝の長崎日大戦は9回に代打で決勝の犠飛を放つなど勝負強い打撃が持ち味。このオフに体重6キロ増で76キロになった右打者は「打つだけじゃなく走塁も大事なのでレベルアップしたい」と誓う。昨秋は記録員だった左打者の根本悠輝(2年)も「神宮の優勝はうらやましかったけど、悔しかった」とより練習に力が入った。課題とする走塁、守備面のレベルアップに取り組む。

 チームは今秋のドラフト候補に挙がる牟礼翔(2年)らを筆頭にタレント候補がそろう。新たなDH枠のレギュラーを目指し、激しい競争が繰り広げられている。 (杉浦 友樹)

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