山本由伸 WS第3戦、死闘での登板志願に生じた迷い「正しい自分のすべきことが分からなかった」

[ 2026年1月24日 11:09 ]

ナイキジャパンが開催したトークショー「WINNER'S MIND」に出演した山本由伸
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 ドジャース山本由伸投手(27)が24日、NIKE HARAJUKUでナイキジャパンが開催したトークショー「WINNER'S MIND」に出演。球団史上初のワールドシリーズ(WS)連覇の大きなポイントとなった、WS第3戦での登板志願について振り返った。

 1勝1敗で迎えたブルージェイズとのWS第3戦、5―5のまま延長戦に入り、ドジャースは計10人の投手をつぎ込んだ。延長18回、第2戦で9回105球を投げ、1失点完投勝利していた山本が志願してブルペンへ。結局、18回にフリーマンがサヨナラ本塁打を放って死闘に終止符を打ったため、出番はなかったが、献身的な姿勢がチームを鼓舞し、シリーズの流れを大きく変えた。

 覚悟を決めてブルペンへと向かった。しかしそれ以前の段階では「迷い」もあったという。「高校野球で自分がエースだとしたら、連投するのが正しいのかは分からないですけど、2番手の人に任せるよりはエースがまた投げるっていうのは、分かるんですけど」と前置きした上で「ワールドシリーズの7戦目で、周りもメジャーリーガーの方で、そこで“行けるよ”っていうのが、正しいことなのかっていう…。自分の状態がどこまでのものかも分かんなかったんで、迷いじゃないですけど、これがいいことなのかっていうのが最後まで分からず…」と当時の心境を振り返った。

 「あの場面の、正しい自分のすべきことが分からなかったので、ここで行けるというのが喜ばれているのか…」と苦笑い。「監督とも日本語で接していたら直接、顔色見たり言葉の選び方とかで分かりますけど、通訳挟んだりして、あの場面で、いいことしているのか、ただのわがままなヤツになっているのか、そこがなんかありましたね」。常に謙虚な姿勢を忘れない右腕ならではの迷いが生じていたことを明かした。

 

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