ロッテ1位・石垣元 1軍キャンプスタートで「朗希の道」 「昭和流キャンプ」にも自信

[ 2026年1月23日 05:30 ]

都城の一軍キャンプスタートが決まった石垣元(撮影・長久保 豊)
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 ロッテのドラフト1位右腕・石垣元気投手(18=健大高崎)の春季キャンプ1軍スタートが22日、決まった。高校生のドラフト1位投手のキャンプ1軍スタートは、球団では20年の佐々木朗希(現ドジャース)以来6年ぶり。未来のエースとして期待される最速158キロの令和の剛腕は、サブロー新監督(49)が掲げる「昭和流キャンプ」にも自信を見せた。

 最高気温4度。この冬一番の冷え込みにも、石垣元の胸には熱い思いがこみ上げた。春季キャンプの1、2軍振り分けが発表され、1軍スタートが決定。ロッテ浦和球場で新人合同自主トレを行った右腕は「ずっと目標にしてやってたので」と一瞬笑みを浮かべたが「最年少ですし、元気出してガツガツやっていければ」と表情を引き締めた。

 例年、高卒選手は体づくりからスタートするのが球団方針で、石垣元も慎重に調整。一方で、サブロー監督が年末に「僕も見たい」と期待していたように、20年の佐々木以来となる高校生ドラフト1位投手の抜てきが実現した。指揮官が打ち出す「昭和流」の厳しいキャンプにも心の準備はできている。「やることは変わらないと思うので、しっかり、ついていけるように頑張りたい」。健大高崎(群馬)時代にもハードな練習を積んできており「ついていけるかなと思います」と自信を口にした。

 1次キャンプ地の宮崎県都城市は高2の時に招待試合で1度、訪れたことがある。「ご飯がおいしかったので、そのイメージが強い。バイキングだったんですけど、いろいろ全部おいしかった」。現在80キロの体重を82キロまで増やすことが目標で、練習も食の環境も申し分なさそうだ。

 新人合同自主トレでのブルペン入りはまだだが「いつでも投げられる状態ではあるので、キャンプでは、いつ入ってもいいかなって思ってます」と明言。佐々木の初ブルペンは20年2月13日だったが“朗希超え”のキャンプ初日ブルペンにも期待がかかる。

 将来的な目標に日本投手最速の170キロ、沢村賞獲得などを掲げ、世界に羽ばたくことを夢見る令和の剛腕。キャンプでの実戦登板も「もちろんあります」と意欲満々で、まずは1年目のプロデビューを目指し第一歩を踏み出す。(大内 辰祐)

 【ロッテの主な高校生ドラ1投手キャンプの1軍スタート】★88年伊良部秀輝(尽誠学園) 1月30日に当時の有藤監督が新人全員の鹿児島1軍キャンプ始動を発表。伊良部は試験のため1日遅れで参加した。オープン戦直前の3月に2軍落ちも、1年目は14試合で2勝5敗1セーブ、防御率3.89だった。

 ★89年前田幸長(福岡第一) バッテリーのみの沖縄キャンプで、初日の3日にブルペン入りし、有藤監督が「高校生なのに練習についてきている」と合格点。1年目は17試合で2勝3敗、防御率6.94。

 ★20年佐々木朗希(大船渡) 当時の井口監督が部分的な個別メニュー前提で沖縄・石垣1軍キャンプスタートを決断。2月13日に初ブルペンなど慎重に調整。1軍デビューは2年目の21年で11試合で3勝2敗、防御率2.27だった。

 ≪ドラ2毛利、ドラ5冨士、ドラ7大聖の3投手も1軍≫新人では社会人出身のドラフト5位・冨士(日本通運)、7位・大聖(やまと=Honda鈴鹿)の両右腕と、2位左腕の毛利(明大)も1軍スタートとなった。この日はそろってブルペン入りし、冨士、大聖は捕手を座らせて約20球、毛利は捕手を立たせて30球を投げた。毛利は話を聞いてみたい選手に同じ左腕の小島の名を挙げ「いろんな話を聞いて吸収できるものは全部吸収したい」と話した。

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