若松勉氏 広岡達朗監督との出会い回想「何言ってんだよ、この監督!」「最初無視」

[ 2026年1月17日 19:30 ]

若松勉氏
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 元ヤクルト監督の若松勉氏(78)が17日に放送されたニッポン放送「ショウアップナイター60周年 名球会ラジオ」(土曜後5・20)にゲスト出演。“広岡監督時代”についてユーモアもまじえて語った。

 インタビュアーを務めた山田透アナウンサー(74)から番組恒例の質問「私、この人に頭が上がりません」について聞かれると「僕ね、2人いるんですよね」として、まずは2023年5月に亡くなった中西太さん(享年90)の名前を挙げた若松氏。中西さんの指導について語ったあとで口にしたのは「広岡さんですね」だった。

 巨人での現役時代には名遊撃手として鳴らし、監督としてはヤクルト、西武を日本一に導いた広岡達朗氏(93)。現在も舌鋒鋭く野球評論を続けているが、選手・若松の目に広岡監督は当時どう映っていたのか。

 「野球に対してはすっごい厳しい方でしたね。まずやっぱり食べ物からキャンプの入り方から。キャンプでの昼食だとか、そういうところまでね、野球をやる以前のことを教えてくれた人でしたね」

 最初は「この監督、何を教えてるのかな…って」と半信半疑だったという。

 「まず“自分の体を酸性からアルカリ性にしないとダメだ”って。それには豆類だとか、そういうスープだとか。お米はあまり食べさせない方でしたよね。だから毎日、僕は自分でおにぎり持って行ってましたからね。練習する前にお米を食べて個人練習やって。それから普通の練習に入っていきましたからね。あと、お酒も結構ね、あんまり飲んじゃダメだっていうね」

 キャンプからオープン戦にかけての時期には驚かされたことが。

 「遠征行くじゃないですか。(宿舎の)自分の部屋に冷蔵庫あるじゃないですか。練習行く前に冷蔵庫見たら冷えた缶ビールだとか結構入ってるんですよ、ホテルだからね。帰ってきて開けたらなんにもないんですよ。なんにもないの。あんなにびっしり入ってた冷蔵庫が空なんですよ。誰がこんなことすんだ?と思ったらね。監督、森(祇晶)ヘッドコーチからホテルに言って、選手のところから(アルコールは)全部抜きなさいって…」

 「そっから始まって。うわぁ~!この人の下でやっていけんのかな?というね、そういう感じでね。監督とは最初…無視ですよね結構。この人の下でやっていけるのかなという感じで、うん。でもね、“お前ね、ほかの球団行ったらレギュラーで出れるのか?”って言われて。何言ってんだよ、この監督!とかなんか言って。結構打ってましたからね。それからちょっと間あいたりして。どういう練習方法やってるのかなとか見たりしてね」

 “広岡監督トーク”が尽きない若松氏だが、いま広岡氏に“ありがとう”以外で伝えたいことはあるか問われると「今まで何十年もやって、ニッポン放送でもこういう仕事もできてますっていう感じでね。今年も解説で頑張りますから聞いといてくださいっていうね」として「ふっふっふっふ…」と楽しそう。

 そして、「でもいい年ですからね、もうね。90超えてますからね。長嶋(茂雄)さんより5つぐらい上でしょ。時々電話くれたりしてましたからね、前ね」と来月には94歳になる広岡氏の体を心配していた。

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