新選手会長の広島・島内颯太郎が引っ張る 2年連続60戦登板へ「楽しみなぐらい体は仕上がっている」

[ 2026年1月16日 05:45 ]

広島選手会の合同自主トレで汗を流す島内
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 広島は15日、広島県廿日市市の大野練習場で選手会の合同自主トレをスタートさせ、30選手が参加した。新選手会長の島内颯太郎投手(29)は、すでに公言している2年連続60試合登板の目標に向け、直球の最速を更新する158キロ計測をテーマに掲げた。今オフのウエートトレに重点を置いた肉体改造で、従来の157キロからのアップを見据える。制球面のレベルアップも図り、フル回転を期す。

 2年連続の60試合登板を目標に掲げる島内は、自らに言い聞かせるかのように、改めて言葉に力を込めた。

 「すごく順調に来ていると思いますし、自分でも今年が楽しみなぐらい体は仕上がっている。個人としての目標は60試合登板で、勝ちパターンでチームの優勝に貢献するというのが一番にある」

 この日から始まった選手会合同自主トレ。その冒頭では、新選手会長として「ケガだけしないように、しっかり練習していきましょう」と呼びかけ、自らはキャッチボールやゴロ捕球などで汗を流した。新たな役割を担ったことで「(チームのことも)いろいろ考えることがある」という右腕。とはいえ、まずはリーダーにふさわしい結果を残すことが先決。そこで個人的なレベルアップに努める。

 「(オフは)ウエートトレーニングを中心にやってきた。もっと強い球を投げることがテーマなので、どれだけ影響してくるか楽しみ。球速も(自己最速から)1キロアップの158キロを(目指す)」

 昨季終了後から精力的に取り組んできたウエートトレーニングの成果を、待ちわびる。例年のこの時期は運動量が減るために体脂肪が増え、筋肉量が落ちてしまう。だが、今オフは違う。「筋肉量が増えた」。その筋力アップの目的こそが、昨季球種別で約6割を占めた直球の球威向上。具体的な目標数値を挙げ、胸を躍らせた。加えて、新たな取り組みにも着手する。

 「今年は真っすぐのコースの投げ分けに取り組んでいきたいと思っている。大体2分割で。内、外への投げ分けというのは、上のレベルになってくるには必要かなと思う」

 直球については、これまで球威を最優先して、コースは高低に投げ分けるのみだった。それでも圧倒できる剛球が最大の持ち味。だが今季からは奥行きに加え、ベース板の横幅も使うべく策を練る。かねてブルペンではミットを真ん中に構えてもらっていたが、今後は内、外角にも構えてもらい、制球も意識して練習を重ねる。「退化はしたくない。ここから上を目指すという意味でも進化していきたい」と島内。チームの中心としての自覚を胸に、さらなる成長へ余念がない。(長谷川 凡記)

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