「みんな頭がおかしいと思うだろう」3度の右肘手術から再起へ 元1巡目右腕ジェフリーズ、30歳の挑戦

[ 2026年1月15日 08:31 ]

3度の右肘手術から復帰を目指すジェフリーズ(AP)
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 3度目のトミー・ジョン手術からの復活を目指し、1月17日にアリゾナでスカウト向けのプロデーを行う右腕ドールトン・ジェフリーズ(30)について、AP通信が詳しく報じている。

 ジェフリーズは2016年ドラフトでアスレチックスから1巡目指名を受け、2020年にメジャーデビューを果たしたが、そのキャリアは常に肘の故障と隣り合わせだった。

 アスレチックス、ジャイアンツ、パイレーツで計4シーズンをプレーし、通算成績は20登板(先発11試合)、71イニングで2勝10敗、防御率6.59。2022年9月に2度目のトミー・ジョン手術を受け、その数カ月前には胸郭出口症候群の手術(首から肩、腕へ向かう神経や血管が圧迫されて起きる症状を取り除くための治療)も経験。影響で2023年シーズンは全休となった。

 2024年にジャイアンツへ加入したものの、2試合で防御率17.36と苦しみ、その後パイレーツへ移籍。4試合で防御率6.30だった。2024年11月に3度目の肘手術を受けた後、「自分のキャリアが終わったのか分からなかった」と語る。

 妻や父と何度も話し合い、「野球の外での自分は誰なのか」と自問するアイデンティティの危機も経験した。その間、不動産の仕事にフルタイムで就き、母校カリフォルニア大学バークレー校で社会学の学位取得を目指して授業も受けていた。だが最近になり、再びすべてを懸ける覚悟が固まり、週2回、公園での投球練習を再開した。

 「みんな頭がおかしいと思うだろう。でも、そうじゃないとやっていけない」。毎朝6時15分に家を出てサンフランシスコでトレーニングを行い、その後仕事と授業をこなす日々を送る。「俺はまだ30歳。34歳、37歳でもメジャーで投げている選手はいる。30歳なら、まだいける」と前を向いている。

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