大谷翔平とベッツ“スター同士”の絆が深まった理由は?ロバーツ監督「偉大な選手はお互いを…」

[ 2026年1月3日 16:30 ]

大谷翔平(左)とベッツ
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 BSテレビ東京が1日、「大谷翔平のなぜには物語がある」(後8・00)を放送。ドジャースの大谷翔平投手(31)とムーキー・ベッツ内野手(33)の関係性の変化について、デーブ・ロバーツ監督(53)らが証言した。

 番組ではメッツが15年総額7億6500万ドル(約1109億2500万円)の大型契約でソトを迎え入れたが、25年シーズンはポストシーズンにすら進出できなかったことを紹介。米メディアではリンドアやマクニールらとの不和があったとも報じられ、「名優並び立たず」として、同居するスターは時にチームを壊すこともあると伝えた。

 大谷とベッツの関係性も当初は同様で、24年に大谷がドジャース加入時、すでにチーム内で地位を確立していたベッツは新顔を歓迎していなかったとも伝えた。そんな2人の関係性が深まった理由を番組は「なぜ」として深掘りした。

 ベッツは25年シーズン、東京での開幕シリーズを体調不良で欠場。開幕後も継父の死去など不幸もあり、前半戦は打率2割台前半に低迷するなど、打撃不振に陥った。そんな時、救われたのが大谷の存在だったといい、アーロン・ベイツ打撃コーチは「ショウヘイがベッツのコンタクトポイントについてアドバイスしているのを見たよ。ベッツはよくボールの後ろの方でコンタクトするが、“前の方で当たった時の方がいい”と伝えていた」と2人がアドバイスを送り合っている姿を見たと明かした。

 ロバーツ監督も「ベッツとショウヘイはとても似ていると思う。技術を磨くのに励んでいるという点で、彼らは打撃のメカニクスを熱心に磨いている。バッティングケージで多くの時間を過ごし会話している」と証言。「ケージ内でベッツの打ち方をショウヘイが気に入ったこともあった。偉大な選手はお互いをよく見ているんだ」と続いた。

 ベッツ自身もシーズン終盤に行われたインタビューで「ショウヘイは“自分を信じろ”って言ってくれた」と明かし「誰でもスポーツや仕事などで年始に目標を立てるが、その目標を必ず達成できるとは限らない。今年(2025年に)立てた目標にはまったく届いていないし、これからも達成は不可能だ。残された唯一達成可能な目標はワールドシリーズ優勝で、それには1試合ずつ勝つしかないと思っている。この意識の転換が物事を客観的に見られるようになり、その日その日に集中できるようになった」という。

 実際に9月の月間打率は・307と復調しポストシーズンに向けて調子を取り戻した。ロバーツ監督は2人の関係性について「2人ともMVPのことは気にしていない。優勝したいだけだと思っているからだ」と断言。「ベッツは今年は打撃成績にこだわらないと決めた事でプレッシャーが軽減された。毎試合チームの勝利に集中するようになり、そこからバッティングの調子も上がった。自信を失った時はショウヘイがいつもベッツを励まし自信をもたらしていた」と一流同士だからこそ分かる苦労や悩みを大谷が共有してくれていたと語った。

 ベッツも「そこが俺達の共通点で、困難をどう乗り越えていけばいいかよく分かっている。言葉で表すものじゃなくて自然と生まれる絆なんだ」と語り「お互いを必要としていることも分かっている。それを言葉にして確認し合う必要はない。お互いが一番のファン同士だ」ときっぱり口にし、大谷との関係性が深まったと語った。

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