「何で投げさせないんだ」電話鳴り止まず…岩手大会決勝で登板回避した佐々木朗希 大船渡コーチが回想

[ 2025年12月30日 11:14 ]

ドジャース・佐々木朗希(AP)
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 ドジャース・佐々木朗希投手(24)の出身校、大船渡高校でコーチを務める新沼丞氏が29日放送のテレビ朝日特番「タモリステーション」(後7・00)にVTR出演。高校時代の佐々木について語った。

 この日の特番は、ワールドシリーズ連覇を果たしたドジャースの日本人トリオである大谷翔平、山本由伸、佐々木を特集。スタジオには侍ジャパン前監督の栗山英樹氏、元大リーガーの田口壮氏、斎藤隆氏らを迎え、今シーズンを振り返った。

 番組前半で今季ドジャースに加入し、右肩の故障を乗り越え、シーズン終盤にリリーフとしてチームに貢献した佐々木の半生を紹介。高校3年夏の2019年、岩手大会準決勝で129球を投げたことから、翌日の決勝・花巻東戦は登板を回避し、ベンチスタートとなった。

 新沼氏は決勝戦当日を振り返り「試合中から自分の電話に“何で投げさせないんだ”というような電話もいっぱい入ったので、“朗希が投げなくても、お前らで甲子園行くんやぞ”って声かけしたのは覚えてますね」と他のチームメートが動揺しないよう言葉をかけたと回想した。

 大船渡は花巻東に2―12で敗戦。佐々木は出番がないまま高校最後の夏を終え、夢の甲子園にはあと一歩のところで届かず涙した。

 佐々木の幼なじみである菊地広翔さんもVTR出演し「“本当は投げたかった”って言ってました」と佐々木の思いを代弁。「やっぱり甲子園に行くのは目標ではあったので、大事な試合で投げられないのは凄い悔しい思いはあったと思います」と振り返った。

 その後、佐々木はロッテに入団し、2022年には完全試合を達成するなど「令和の怪物」として順調に成長。そして、今季念願のメジャー移籍を果たし、ワールドシリーズ制覇に貢献した。

 新沼氏は「やっぱり怪物なんやな」と称え「(甲子園という)目標の目の前まで行って終わってるので、自分が強くなると(高校時代の)チームメートも一緒にやって良かったとか誇らしくなるので、世界一のピッチャーになってくれと。(メジャーに行ったら)もうそれしかない」と今後のさらなる成長を願った。

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