DeNA 番長が発した「ここからが難しい」 今季台頭した林、石上に刺さる言葉に共感

[ 2025年12月15日 08:00 ]

「トークショー」を終え記念撮影する後列の林(左から2人目)、三浦前監督(中央)、石上(後列右から2人目)
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 DeNA前監督の三浦大輔氏が開催する毎年恒例の「クリスマストークショー」が14日、横浜市内で開催された。そのゲストとして、今季ブレークした林琢真内野手(25)と石上泰輝内野手(24)が参加。会はもちろん、今季ともに自己最多出場(林が95試合、石上が99試合)をマークし、終盤に4年連続Aクラス入りに貢献した背番号00と背番号44を称える雰囲気となった。

 だが番長がクギを刺す。「ここからが難しいんですよ」。つまり、来季両選手が右肩上がりで成績を伸ばすことはそう簡単ではない、と言う意味だ。

 その瞬間に記者の頭に浮かんだのが、梶原昂希外野手(26)と森敬斗内野手(23)。この2人も昨季ブレークし、26年ぶりの日本一に貢献した。だが、今季の成績はDeNAファンならご存じのとおり。

 梶原が24年91試合から今季61試合に減。森が同71試合から同28試合に減。「ここからが難しい」に該当してしまった。梶原が先日のトークショーで、今季の自身を表現する漢字一文字を「沈」としたことは、まさにドンピシャ。自身が最も胸にしみている。今季でいえば、蝦名達夫外野手(28)も同じくだ。終盤に一番打者に定着。だが「ここからが難しい」に該当する。

 25年間、現役生活を続けた番長はわかっている。自身も前年に台頭した若手に対しては、配球も変えたし警戒感も強めたことだろう。林と石上に「期待している」と目を細めたが、「ここからが難しい」には勝負の世界にずっしり身を置いた百戦錬磨の本音がチラリと見えた。

 楽しい年末の「クリスマストークショー」。だが、来季の飛躍を目指す林と石上には、気を緩めることができないオフが待つ。会場をあとにするとき記者の脳裏に刻みついた言葉、「ここからが難しい」。両者がこれを克服できれば、相川亮二新監督が目指す28年ぶりのリーグ制覇は近づいてくるのかもしれない。(記者コラム 大木 穂高)

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