広島・森下暢仁 メジャーよりV チーム最高額タイ年俸2億円更改も12球団ワースト14敗の悔しさ晴らす

[ 2025年12月11日 05:05 ]

年俸2億円(推定)でサインし、会見する広島・森下
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 広島・森下暢仁投手(28)が10日、広島市南区の球団事務所で交渉し、2000万円増の年俸2億円で契約を更改。大瀬良とチーム最高額で並んだ。初の開幕投手を務めた6年目は防御率こそ2・48でも、両リーグワーストの(6勝)14敗を喫する苦投。将来的に希望するメジャー挑戦には「チームに貢献してから」と強調し、8年ぶりのリーグ制覇へ尽力する決意を示した。

 120分超に及ぶロング交渉の末、2000万円増で契約した。1億6500万円とされた前年の推定年俸は1億8000万円だったとみられ、大瀬良とチーム最高額で並ぶ2億円到達。森下は「ちゃんと評価してもらった」と言いつつ、反省の言葉を並べた。

 「チームを勝たせないといけない時に、借金ばかりつくってしまった。本当にふがいない。離脱もして迷惑をかけたなと思う」
 初の開幕投手を務めた6年目は22試合に先発、8月24日に右肩の不調で離脱しても、2年連続で規定投球回数をクリアする152回1/3を投げ、防御率2・48をマークした。クオリティースタート(6回以上、自責点3以下)19試合はリーグ2位。それでも6勝にとどまり、両リーグワーストの14敗を喫した。

 「1、2点取ってもらった試合もあった。そこで勝ち切らないといけなかった」

 にじみ出る先発の柱としてのプライド。順調なら来季に国内フリーエージェント(FA)権を、28年には海外FA権をそれぞれ取得する。将来的に希望するメジャー挑戦についての話し合いは「1、2分(で終わった)」と説明し、思いを吐露した。

 「別に成績が良いわけでもないし、中途半端にいける話ではないと思う。それ以前の問題というか、チームに貢献してからの話。まずは役割を果たさないといけない」

 精密検査で炎症が判明した右肩は順調に回復。既にブルペンで投球を再開しており、11月6日には140キロを計測したという。2年連続の開幕投手に「もちろん、そのつもりでいる」と意欲を示し、来季に懸ける熱い意気込みを口にした。

 「チームをしっかり引っ張り、勢いをつけられる存在にならないといけない。キャリアハイを出せるように、いい準備をしたい」

 メジャー挑戦の前に位置づける大仕事。僅差の試合を勝ち切り、8年ぶりのリーグ制覇に貢献して、森下は夢の舞台へ歩を進める。(江尾 卓也)

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