さすが人間力!楽天のルーキー宗山が宝・高野連会長には深々と頭を下げた

[ 2025年12月8日 10:09 ]

<東京六大学野球連盟結成100周年記念祝賀会>インタビューの際、ベストナイン獲得を山中氏(左)、山下氏(右)らに祝福される宗山(中央左)。中央右は上重アナ(撮影・木村 揚輔)
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 東京六大学野球連盟の創設100周年記念祝賀会が7日に行われた。来賓、野球関係者、OBら1000人を超える人が集まりホテルの会場は身動きがとれないほど。そんな会場を見回していると、1人の若者の行動が目についた。昨年、明大から楽天に入団し、ルーキー年に遊撃手としてベストナインに輝いた宗山塁だ。この日はレジェンド・インタビューに指名された。他校は山下大輔氏(慶大)山中正竹氏(法大)岡田彰布氏(早大)ら六大学を彩った超先輩ばかり。恐縮するのは当然だが、宗山は開始1時間以上も前に会場入りすると来賓が座るテーブルの前で立ったまま動かなかった。

 横には宗山が主将時代に主務として活躍した岸上さくらさんがアテンド役として付き添っている。そして今年創設した「球心会」の王貞治会長に始まり八田英二・日本学生野球協会会長、NPBの榊原定征コミッショナー、全日本大学野球連盟・長谷山彰会長、高野連・宝馨会長ら一人ひとりに頭を下げ挨拶をして回っている。宝会長には「ご迷惑をおかけしました」と暴行事件が発覚した母校・広陵の話題を出し深々と頭を下げたのだ。

 もちろん、レジェンド・インタビューで“共演”する5人にも会場入りするたびに駆け寄り「宗山です。きょうはよろしくお願いします」と挨拶。レジェンドたちも「頑張れよ」と笑顔でエールを送った。誰に言われた訳でもない挨拶回り。元主将&主務の連携でほぼ全員の来賓に挨拶しホッとした表情を浮かべた。その間に伊藤樹(早大=楽天2位)にはプロ生活のアドバイスを送る忙しさ。インタビューでは「コロナ禍で先が見えない時代でしたが、関係者の皆さんの尽力でリーグ戦が開催できました」と感謝の思いを口にした。

 今季は「カードが変わって移動、また移動でその感覚がなかなかつかめなかった。でも1年間走り切れたので、来季はすべての部分で成績を上げたいです」と最後は抱負で締めくくった宗山。偉大な球界の先輩たちと接し26年シーズンへ決意を新たにしていた。

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