CS大改革に3つの提案 10差以上でアドバンテージ2勝、借金&10差以上で3勝、リーグの枠組み撤廃

[ 2025年12月2日 05:30 ]

10年、CSファイナルSでソフトバンクに勝利し、日本シリーズ進出を決めたロッテ
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 日本野球機構(NPB)と12球団による実行委員会が1日に都内で行われ、クライマックス・シリーズ(CS)の開催方式の見直しについて議論した。早ければ来季からの変更を視野に入れている。セ・パ両リーグは原則として足並みをそろえ、同一方式での実施を目指す方針。各球団の見解は一様ではなく、現行制度の継続を唱える球団もあり、今後も慎重に議論される。

 具体的にどんなCS改革案が現状にふさわしいのか。本紙スポーツ部野球担当の後藤茂樹デスク(48)が3つのプランを提唱した。

 (1)下克上にも魅力がある一方で、阪神が独走した今季のセ・リーグはCSの意義やあり方がファンの間でも広く議論された。ゲーム差を物差しとするなら、10ゲーム差以上離したチームとファイナルSで対戦する場合、現在優勝チームに1勝のアドバンテージを、さらに+1するのが適当か。

 CS導入の07年以降、2位に10ゲーム差以上つけて優勝したチームは、両リーグ合わせて延べ13チーム。うち日本シリーズ進出を逃したのは、17年の広島の一度だけだ。この時は1勝のアドバンテージを含めて、DeNAに2勝4敗で敗れた。

 (2)正直、借金チームにはCS進出の権利はないと思っている。ただ、終盤に消化試合が増えてしまうことや、興収面を考えても現在の2つのステージは維持したい。借金チームのCS進出は過去7度で全てセの3位。日本シリーズ進出はないが、ファイナルSで借金チームと対戦する際はさらにアドバンテージ+1を推したい。10ゲーム差以上離した借金チームとの対戦なら、3勝のアドバンテージを持ち、1勝で日本シリーズ進出だ。

 (3)思い切ってファーストSはリーグの枠組みを撤廃する。たすき掛けでセ2位―パ3位、パ2位―セ3位の組み合わせ。もしくはセ、パ関係なく2位以下を勝率順で並べ、1番手―4番手、2番手―3番手の対戦でもいい。今季の数字だと日本ハム―巨人、オリックス―DeNAの対戦となる。日本シリーズは同一リーグ球団が対戦する可能性がある。

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