広島・菊池涼介 来季15年目の逆襲へ「やってやるぞと思っている」 引き締め役としても一役買う!

[ 2025年12月2日 05:45 ]

広島・菊池
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 広島・菊池涼介内野手(35)が1日、広島市南区の球団事務所で契約更改交渉を行い、8000万円減の年俸1億7000万円プラス出来高払い(金額は推定)でサインした。2年契約を終え、来季は単年契約となる。プロ15年目となる26年シーズンで逆襲を期すベテランは、今季5位からの巻き返しへ、チームの引き締め役としても一役買う構えだ。

  菊池は「パッとしない成績だった」と今季を総括。15年目となる来季の逆襲を期した。

 「負けないぞ、という気持ちでグラウンドに来ていますし、来年もやってやるぞと思っている。(試合に)出られるなら全部出たいという気持ちは当然持っている」

 今年の「新語・流行語大賞」の年間大賞となった「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」と言わんばかりに、菊池もフル稼働して貢献する覚悟を示した。今季は113試合に出場し打率・251、4本塁打、28打点。7月以降の打率は・292と奮闘した一方、6月までは同・219と苦しんだ。若返りを図るチーム事情で先発出場は96試合止まり。2年目の13年から12年間続いていた規定打席到達と100安打以上が途切れた。

 球団は来季も主力として期待を寄せる。井生崇光1軍管理部次長査定担当は「老け込む年齢でもない。まだまだチームを引っ張っていってもらう力はあるので、変わらず期待したい」と話し、菊池も呼応するように「ふがいない成績が続いているので、練習あるのみです。結果出します」と気合を入れ直した。

 田中と松山が今季限りで退団。16~18年のリーグ3連覇を経験した主力が減りつつある。11月中旬の湯布院リハビリキャンプ。菊池は新選手会長の島内、副会長の森下らに、当時を引き合いに出して話をしたと明かした。

 「あの頃(3連覇時)、小窪、会沢選手会長らと、こういうことをやろうと言って、まとまっていった(話をした)。チームもちょっとぬるくなってきているな、というところもある。そういう会話も(島内らに)したので、新しいチームになってくれたら」

 選手同士が活発に意見を交わすことで結束が高まったチームの空気感の再現へ後押しすることも、ベテランの使命。「凄く良い会話ができましたし、だいぶ風通しが良くなったと思ったので、来年変わるんじゃないかなと思っている」。自らの巻き返しだけではない。黄金期の再来へ、菊池が担う役割は、まだたくさんある。 (長谷川 凡記)

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