元ソフトバンクの武田翔太を筆頭に日本の投手が命運握る? 新設アジア枠に託された韓国KBOの先発

[ 2025年12月2日 11:00 ]

SSGと契約した武田翔太(SSGランダーズ提供写真)
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 【室井昌也コラム 月に2回は韓情移入】

 外国人投手にスターターを託している韓国KBOリーグ。来季はその役目を日本人投手も担う?

 コディ・ポンセ17勝、ライアン・ワイス16勝。今年19年ぶりに韓国シリーズに進出した2位ハンファイーグルスの外国人投手の勝利数だ。2人でチームの約4割の白星を稼いだ。

 KBOリーグの外国人選手枠は3人まで。全てを投手、野手に使うことはできず、ほとんどの球団が2枠を先発投手に使っている。前述のハンファのようにその2人が好成績を残すとチームは大きく躍進する。

 来季からKBOリーグには新たな外国人選手制度が導入される。アジアクォーター制度、外国人選手のアジア枠だ。この制度によってKBOの球団スカウトはNPBを戦力外、または独立リーグの選手まで調査範囲を広げた。求めるのは既存の外国人先発投手に次ぐ存在だ。

 現時点でSSGランダーズが武田翔太(前ソフトバンク)の獲得を発表。KTウィズに杉本幸基(前四国IL・徳島)、サムスンライオンズに宮路悠良(前くふうハヤテ)が加わった。この他にも手続きが済み次第、入団発表となるNPB出身の投手が複数控えている。

 今季のKBOで規定投球回到達者は22人、また10勝以上した投手は20人。どちらも外国人が半数以上を占めた。2026年シーズンはこの中に実績のある武田を始め、名を連ねる日本人投手が現れるか。

 ◇KBOリーグのアジアクォーター制度 アジア野球連盟(BFA)加盟国・地域の国籍の選手と、オーストラリア国籍の選手が対象。既存の外国人選手枠とは別に1人追加で獲得できる。投手、野手は問わない。球団が選手に支払う獲得額に上限があり、契約金、年俸、出来高、移籍金などの総額は20万ドル(約3100万円)まで。

 ◇KBO球団のアジアクォーター制度での獲得現況

 LG ラクラン・ウェルズ投手(オーストラリア)
 ハンファ 王彦程投手(前楽天・台湾)
 SSG 武田翔太投手(前ソフトバンク)
 サムスン 宮路悠良投手(前くふうハヤテ)
 NC 未発表
 KT 杉本幸基投手(前四国IL・徳島)
 ロッテ 未発表
 KIA 未発表
 斗山(トゥサン) 未発表
 キウム 未発表

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