日本ハム・伊藤 来季もバッテリー賞受賞で移籍の伏見に「最大の恩返し」

[ 2025年11月26日 05:30 ]

「2025年度 プロ野球最優秀バッテリー賞」表彰式

選手インタビューで笑顔を見せる伊藤(左)と伏見 (撮影・須田 麻祐子)
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 スポーツニッポン新聞社が制定する「2025年度 プロ野球最優秀バッテリー賞」の表彰式が25日に都内のホテルで開かれた。セ・リーグは阪神の村上頌樹投手(27)―坂本誠志郎捕手(32)、パ・リーグは日本ハムの伊藤大海投手(28)―伏見寅威捕手(35)がいずれも初受賞。14日に阪神へのトレード移籍が決まったばかりの伏見は新天地での活躍に意欲を示し、伊藤とは日本シリーズでの再会を誓い合った。

 北海道出身の「道産子バッテリー」で初受賞。伊藤は23年オフに伏見と誓い合った約束を果たし、「凄くうれしいです。また来年も…と思ったが、そうはいかないので。(伏見)寅威さんから教わったことを後輩捕手に伝えて獲ることが最大の恩返しになる」と2年連続受賞を目標に掲げた。

 今季ベストゲームに挙げたのが6月20日の中日戦(バンテリンドーム)だ。伏見と組んで5安打に封じ、今季初完封を飾った。2試合連続黒星が続いていた中、前日に2人でミーティング。人気バスケットボール漫画「スラムダンク」に例え、緩急の大切さを説かれたことが胸に響いた。

 「状態が悪い中でもどういうピッチングをしていくか。こういうピッチングもできるんだと引き出してくれた」と感謝し、「最後に2人で賞を獲れたことに関しては大きな意味がある。これを自信に変えて、学んだことを後輩たちに伝えていきたい」とさらなる成長を誓った。

 ≪セ文句なしパは混戦≫選考委員を務めた本紙評論家の張本勲、辻発彦の両氏が来場して選考過程などを説明した。「セ・リーグは阪神のバッテリーで文句なし。パ・リーグは混戦だった」と張本氏。ソフトバンクのモイネロ―海野と僅差の争いだったが、日本ハムOBでもある球界のご意見番は「伊藤はこんなもので満足するなと。14勝の投手じゃない。もっと勝てる」と“喝”も忘れなかった。辻氏は「阪神は日本一になれず、日本ハムはリーグ2位。来年は大きな目標に向かって頑張ってもらいたい」と期待した。

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