阪神・村上頌樹が2年連続の開幕投手名乗り「何年も連続してできたら」来年3月27日の相手は好相性の巨人

[ 2025年11月25日 05:15 ]

2年連続の開幕聴取へ立候補した村上

 阪神の村上頌樹投手(27)が24日、自身2年連続となる来季開幕投手に名乗りを上げた。今季は自身初の大役を務め、最多勝、勝率第1位、奪三振の投手3冠を獲得してリーグ制覇に貢献。ポストシーズンでもクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(S)初戦、日本シリーズ初戦の先発を任されるなど、“開幕”の実績は十分だ。加えて、来季3月27日の開幕戦でぶつかる巨人とは通算7試合4勝0敗、防御率0.54と抜群の好相性。勝率100%の大黒柱が、G倒から球団初の連覇への道筋をつくるべく意欲を示した。

 球団史上初の連覇へとつながる栄えあるマウンドへ、村上が力強く名乗りを上げた。

 「(来年の開幕投手は)できたらいいなとは思っています。今年経験させてもらったので、何年も連続してできたらいいかなとは思っています」

 ちょうど1年前。昨年11月の球団行事のゴルフコンペ中に、藤川監督から今季の開幕投手を通達された。だが今年は、現時点で指揮官からは何も言われていない。ならば――と“立候補”した形だ。「強く…まあ、やりたいなという気持ちはずっとあるので、そんな感じです」と大役拝命を望む、偽らざる思いを口にした。

 チーム内での立場、残してきた実績を考えても「開幕・村上」に異論は出ないはずだ。5年目で初の開幕投手を任された今季は、広島との開幕戦で8回2/3を投げて無失点と快投し、発進。以降も才木とダブル・エースを形成し、フル回転した。1度も戦線離脱することなくローテーションを守り、最多勝、勝率第1位、最多奪三振の投手3冠を獲得。2年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献してみせた。

 節目にも強い。レギュラーシーズンに続いて、ポストシーズンでもCSファイナルS初戦、日本シリーズ初戦で先発を任され好投。いずれも求められる仕事を果たし、チームを勝利に導いた。大一番の重圧にも屈することのない強心臓を持ち、もはや“開幕男”と言っても過言ではない。

 まだ追い風となる要素もある。来季の開幕は敵地・東京ドームでの巨人戦。村上は通算7試合4勝(0敗)、防御率0.54と「超」が付くほどのGキラーだ。開幕投手に決まろうものなら、早くも26年シーズンの「G倒開幕」が目に浮かんでくる。現時点の猛虎に、これ以上の適任者は見当たらない。

 「(開幕戦の巨人戦は)まだ想像もついていない、まだ投げるかも分かっていないので何とも言えないですけど、しっかりとオフシーズン、キャンプとやっていけたらいいなとは思っています」

 ドラフト5位以下の2年連続開幕投手となれば、23、24年で務めた青柳に続く2人目の偉業となる。新選手会長にも内定している背番号41には、連覇という新たな歴史の扉を開くけん引役に、最もふさわしい品格が漂う。(遠藤 礼)

 〈開幕投手最多は若林忠志の8回〉○…今季の開幕投手を務めた村上(神)は、20年ドラフト5位で入団。チームの生え抜き投手では23、24年の青柳(15年ドラフト5位、現ヤクルト)と並ぶ、最も低い指名順位からの大役だった。阪神開幕投手の最多は若林忠志の8回(すべて1リーグ時代)。次いで小山正明、江夏豊、メッセンジャーの6回。連続年数は、井川慶(02~06年)とメッセンジャー(15~19年)が5年で最長だ。

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