【神宮大会】九州国際大付・牟礼翔が衝撃バックスクリーン弾!ド軍・山本由伸と同じ岡山出身「続きたい」

[ 2025年11月17日 05:30 ]

第56回明治神宮野球大会高校の部2回戦   九州国際大付6―5山梨学院 ( 2025年11月16日    神宮 )

<九州国際大付・山梨学院>7回、ソロを放ちポーズを決める九州国際大付・牟礼 (撮影・五島 佑一郎)
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 由伸先輩に続け。来秋のドラフト上位候補の九州国際大付(福岡)・牟礼(むれ)翔外野手(2年)が16日、準々決勝の山梨学院戦の7回に豪快なバックスクリーン弾を放ち、6―5での逆転サヨナラ勝利に貢献した。ワールドシリーズ(WS)でMVPを獲得したドジャース・山本由伸投手(27)と同じ岡山県出身。高校通算24本塁打の右の強打者は、プロ入りと将来の大リーグでの活躍に意欲を示した。

 秋空に鮮やかなアーチがかかった。3―2の7回、1番・牟礼がスライダーを捉えると、強烈な打球は中堅へ一直線。バックスクリーンへ飛び込む高校通算24号に「会心の当たりではなかったんですけど、いい感じに風に乗ってくれた」と胸を張った。

 1点を追う9回は、同じ来秋のドラフト1位候補の二刀流右腕・菰田陽生(こもだ・はるき=2年)から左前打。2死満塁となり暴投で同点の生還を果たすなど、2安打1打点3得点でサヨナラ勝利に貢献し「楽しむことを一番にやっています」と笑った。

 その菰田、花巻東(岩手)の古城大翔(同)らと注目の「高校生スラッガーカルテット」の一人で世代No・1外野手。九州大会で放った23号もバックスクリーン左に打ち込むなど中堅方向への本塁打が多い「バックスクリーン男」だ。視察したDeNA・八馬幹典アマスカウティンググループリーダーは強打に加え「三拍子そろっている」と50メートル走6秒0、遠投105メートルの強肩も評価した。

 WSで3勝を挙げMVPに輝いたドジャース・山本と同じ岡山県出身。九州の高校に進んだのも同じルートで「自分も続いていけたらいい」と励みにする。進路についても早くも「プロ一本」を断言し「やっぱり1位(指名)。6球団くらい(競合)が来たらいい。高卒プロで行って(将来的に)メジャーに行けたらいいと思います」と豪語した。

 右の外野手だけに憧れるのはカブス・鈴木。一方で名前は「羽ばたけるように」との意味が込められた「翔」で、全国大会での鮮やかな“翔タイム”を演じた。同校では冬練習の期間、毎日1500回のスクワットに励む伝統がある。試合前、楠城祐介監督に「負けたらスクワット(の期間に)入りますよね」と笑ったが、まだトレーニング期間にはさせない。

 次戦はきょう17日、15日に豪快弾を放った古城のいる花巻東と激突。エンゼルス・菊池、ドジャース・大谷、佐々木を生んだ岩手に続き、岡山が新たな逸材輩出の地となる。 (柳内 遼平)

 ◇牟礼 翔(むれ・しょう)2008年(平20)7月14日生まれ、岡山市出身の17歳。陵南小1年から陵南平野でソフトボールを始め、吉備中時代はヤンキース岡山Youngで全国大会で準優勝。佐倉(人ベンに峡の旧字体のツクリ)史朗(現ソフトバンク)に憧れ、進学した九州国際大付では1年春からベンチ入り。

 ▽牟礼姓 讃岐国(現香川県)や薩摩国(現鹿児島県)を起源とする説と、小高い丘陵など「山」を意味する地形由来説がある。近畿や九州など西日本に多く見られ、特に大阪で約150人、鹿児島で約130人ほどいると言われる。名字由来netによると、全国の総人数は500~600人程度。

 ▽岡山県出身の主なプロ野球選手 中日や阪神、楽天で監督を務めた星野仙一氏を筆頭に、秋山登氏、大杉勝男氏、平松政次氏、佐々木誠氏らがいる。来季からロッテで指揮を執るサブロー監督、巨人の川相昌弘コーチはともに岡山市出身。現役ではDeNA・佐野、オリックス・頓宮、ロッテ・岡、楽天・小郷ら。他にお笑い芸人・千鳥(大悟・ノブ)、俳優・オダギリジョーがいる。

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