大谷翔平 シュワバーに1勝1敗!ナ最優秀野手は譲ったけど…3年連続シルバースラッガー賞

[ 2025年11月8日 01:30 ]

ドジャース・大谷翔平
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 大リーグ機構は6日(日本時間7日)、打撃のベストナインに相当するシルバースラッガー賞のナ・リーグ受賞者を発表し、ドジャース大谷翔平投手(31)がDH部門で選出された。3年連続4度目。日本選手ではマリナーズで外野手部門で3度選ばれたイチローを抜いて単独最多選出になった。先月発表された選手間投票でのナ最優秀野手はフィリーズのカイル・シュワバー外野手(32)に譲ったが、これで1勝1敗となり、13日(同14日)発表のリーグMVPが“決選投票”となる。

 「打撃のベストナイン」であるシルバースラッガー賞は、打撃のみで評価される。二刀流の大谷の、投球は加味されない。各球団の監督とコーチの投票で決まり、大谷がDH部門で本塁打、打点の2冠に輝いたシュワバーを押しのけ選ばれた。

 選手間投票で決まるナ最優秀野手は10月29日に発表され、こちらはシュワバーが選ばれていた。両者は激しいキング争いを演じ、大谷は自己最多の55発を放つも1本差で敗れて3年連続本塁打王を逃した。打点も主に2番で3、4番も打ったシュワバーとは30点差がつき、2冠を許した。

 「1番を打っている以上、得点は打点以上に大事。出塁を第一に考えていきたい」

 主に1番打者だった今季、自身に言い聞かせるように繰り返してきた言葉だ。21年の96四球を大きく上回る自己最多の109四球を選んだ。球団歴代2位の146得点、出塁率と長打率を足したOPSの1.014はいずれもリーグ断トツ。特にOPSは近年の大リーグでは打者を評価する指標として最も重視されており、リーグ2位のシュワバーの.928には大差をつけた。安打数や打率、長打の数や盗塁でも大谷が大きく上回った。デーブ・ロバーツ監督は「昨年は無理に安打を狙う場面も見受けられたが、今季は選球眼がとてもいい。打者として2段階は成長したと思う」と変化を指摘し評価していた。

 チームの勝利を何よりも優先し、そこに貢献しようと1年を駆け抜けた姿勢が評価された。これでDH部門で争うシュワバーとの表彰は1勝1敗のタイ。全米野球記者協会会員による投票で決まるリーグMVPは13日(日本時間14日)に発表予定で、そこで決着がつく。もっともここまでの2度の表彰とは異なり、MVP投票は6月から復帰した投手としての貢献度も加味される。投手として14試合に登板。当初はイニングが限られ、勝ち負けこそ1勝1敗ながら防御率2.87で、47回を投げ被安打40、62奪三振と存在感を示した。3年連続4度目のMVP受賞なら、歴代最多のバリー・ボンズの7度に次ぐ単独2位の受賞回数となる。13日はハンク・アーロン賞、エドガー・マルティネス賞、オールMLBチームなどが一斉に発表され、またも受賞ラッシュで歴史的な一日となる可能性もある。

 ▽シルバースラッガー賞 80年に創設され、打撃のベストナインに相当する。監督やコーチの投票で、両リーグの各ポジションから選ばれる。自チームの選手には投票できない。歴代最多受賞はバリー・ボンズの12度で、DH部門ではデービッド・オルティスの7度。日本選手では大谷の他にイチローがマリナーズ時代に外野手として3度受賞している。

 ≪マンシー&ベシア残留≫ドジャースは三塁手マンシーに年俸1000万ドル(約15億3000万円)、救援左腕ベシアに年俸355万ドル(約5億4300万円)で、ともに来季契約の選択権を行使した。35歳のマンシーは今季100試合に出場して打率.243、19本塁打、67打点。シルバースラッガー賞の最終候補に残ったが、受賞はならなかった。29歳のベシアは68試合に登板して4勝2敗、5セーブ26ホールド、防御率3.02。家族の問題でワールドシリーズは出場登録から外れた。

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