【日本選手権】NTT東日本が都市対抗覇者撃破 新人・伊東光が楽天6位の王子・九谷撃ち2安打2打点

[ 2025年11月8日 14:00 ]

第50回社会人野球日本選手権大会2回戦   NTT東日本 6―1 王子 ( 2025年11月8日    京セラドーム大阪 )

<王子・NTT東日本>2回、勝ち越し適時打を放ち雄叫びを上げるNTT東日本・伊東光(撮影・後藤 正志)
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 NTT東日本が今夏の都市対抗覇者・王子に完勝し、準優勝した22年以来3年ぶりの8強入りを決めた。

 頼もしきルーキーが今大会屈指の好右腕を打ち砕いた。3―1で迎えた4回2死二塁。「8番・二塁」で先発出場した伊東光亮が、中越え適時三塁打を放った。楽天からドラフト6位指名を受けた相手先発・九谷瑠が投じた147キロ直球を完璧に捉え、「前の試合で自分は無安打だったので、いい投手から打つことができて、すごい自信にはなりました」と振り返った。伊東光は1―1の2回1死二、三塁でも決勝打となる中前適時打を放っており、九谷から2安打2打点。攻略の主役を張った。

 ただ、手放しで喜んでばかりでもない。5―1の7回2死満塁の好機では、代打を送られてベンチへ退いた。「ああいうところで代打を送られてしまったのは自分の技術不足と思うので、信頼してもらえるような選手になっていきたいです」と決意を新たにもした。

 大阪桐蔭、国学院大を経て今春、入社。社会人の名門で1年目から二塁のスタメンを勝ち取ったが、それで満足はしない。現在の正遊撃手である1学年上の石井巧がヤクルトからドラフト6位指名を受け、新チームからは抜ける。その空いたポジションに狙いを定め、「そう(次の正遊撃手は狙っている)ですね。チームに必要とされるところで頑張りたいと思いますが、来年は遊撃のポジションを目指して、頑張ってやっていこうと思っています」とさらなる進化を図る。

 走攻守三拍子を兼ね備えた内野手。もちろん「そこ(プロ)は目指しているところでもあります」と話すように、正遊撃手を勝ち取った暁には、その先にさらなる高みも見据えるが、その前にやるべきことがある。「ただ今はプロどうこうではなく、チームに少しでも貢献できるように、という気持ちでやっています」。視線の先には、今大会の頂点あるのみだ。

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