39歳パドレス・ダルビッシュ トミー・ジョン手術 27年41歳シーズン復帰へ WBC出場は絶望的

[ 2025年11月6日 01:30 ]

パドレスのダルビッシュ(AP)
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 パドレスは4日(日本時間5日)、ダルビッシュ有投手(39)が右肘のじん帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受け、成功したと発表した。15年に続き2度目で、人工じん帯を用いた手術を10月29日に受けた。回復には一般的に12~15カ月を要するため来季は全休し、27年シーズンでの復帰を目指す。

 39歳のダルビッシュが、大きな決断を下した。キャリア終盤に差しかかる年齢で下した手術はリスクを伴うが、本来の投球を取り戻そうとする強い覚悟の表れでもある。右腕は自身のSNSで「2026年シーズンは試合で投げることができません。また気持ちよくボールが投げられるようにリハビリ頑張ります」と、再起への意欲を記した。

 ここ数年は右肘の不調に悩まされてきた。23年は8月でシーズンを終え、昨季も炎症を経験。今季も初登板が7月にずれ込み、15試合の登板で5勝5敗、防御率5・38と苦しんだ。投球回は2年続けて100イニングに届かなかった。カブスとのナ・リーグワイルドカードシリーズで敗退した際は「本当にいっぱいいっぱいだった。とにかく疲れた」と語っていた。

 前回手術した15年は復帰までに約14カ月を要した。21年からプレーするパドレスとは28年まで契約を結んでいるが、復帰は41歳となる27年シーズンとなる見込み。前回大会で日本代表の精神的支柱として優勝に貢献した来年3月のWBCの参加は絶望的となった。

 高齢でのトミー・ジョン手術。15年にジョー・ネイサン(タイガース)、19年にリッチ・ヒル(ドジャース)が手術に踏みきり、いずれも復帰を果たしている。バーランダー(ジャイアンツ)は20年に37歳で手術を受け、39歳でサイ・ヤング賞に輝いた例もある。肉体と投球を熟知するダルビッシュが復活へ向け、地道なリハビリに臨む。

 ▽ダルビッシュの前回トミー・ジョン手術 レンジャーズ時代の15年3月7日に「右肘側副じん帯部分断裂」と診断され、同17日に手術。16年5月28日のパイレーツ戦で658日ぶりに登板し、5回3安打1失点で勝利投手。「強がりでもなく苦しい時期はなかった。なぜかと言うと、そういう性格だからだと思います」と復帰戦を振り返った。

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