ドジャース・佐々木朗希 仲間の支えでブルペンの「最後のピース」に

[ 2025年11月6日 01:30 ]

練習の合間、チームメートらと話すドジャースの佐々木
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 【青の王朝 Dodger Blue Dynasty(3)】1年目は先発として力を発揮できず、故障離脱期間も長かったドジャース・佐々木。期待を裏切りかけた新人右腕を、ドジャースのチームメートたちは温かく支え続けた。先頭に立ったのはチームリーダーのロハス。入団時には前年までつけていた背番号11を譲り「今は君がこの数字をさらに遠くまでもたらす時だ」と粋なメッセージ。さらに歌詞の一部が「朗希」(実際はロッキー)と聞こえる軽快なラテン音楽の「バイラロ ロッキー」を登場曲に薦め続けた。

 佐々木が受け入れると「あの曲は本当に彼に合っているからずっと使えと言い続けたんだ。キャリアを通じてずっと使用してほしい」とうれしそうに笑った。先発投手陣のリーダーでもあるスネルもシーズン終盤、佐々木がリリーフで好投した際には「いいぞ、ロウキ!」と少々大げさに感じられるほどの笑みで迎えた。才能を認めていたドジャースのリーダーたちは、思い通りにならないシーズンの中でも、佐々木が快適に感じられる居場所を残そうと努力しているようだった。

 37歳のベテラン、トライネンは言う。「全く違う国に来て、期待を背負って投げるのは簡単なことじゃない。山本、翔平だって最初は少し苦しんだ。朗希も凄く努力し、最後にはチームの明るい材料になったんだ」。終盤、復調した佐々木はブルペンの「最後のピース」に。その背景には、日本選手たちの実力やサポート方法も既に熟知したドジャースのスタッフ、チームメートたちの献身があった。(杉浦大介通信員)

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