ソフトバンクが2年連続で日本S進出!!小久保監督「昨年の悔しい思いを晴らすべく戦います」

[ 2025年10月21日 06:00 ]

パ・リーグCSファイナルステージ第6戦   ソフトバンク2―1日本ハム ( 2025年10月20日    みずほペイペイD )

パ・リーグ、CSを制覇したソフトバンク
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 「2025 パーソル クライマックスシリーズ(CS) パ」のファイナルステージ(S)は20日に第6戦が行われ、ソフトバンク日本ハムを2―1で下し、リーグ優勝のアドバンテージを含めて4勝とし、2年連続22度目(南海、ダイエーを含む)の日本シリーズ進出を決めた。1―1の5回に川瀬晃内野手(28)が決勝の右前適時打。開幕2連勝から3連敗して崖っ縁に立たされるも意地を見せた。阪神との日本シリーズは25日に開幕し、昨季逃した日本一を狙う。

 興奮を抑えきれない川瀬は一塁ベース上で叫びながら何度もガッツポーズを決めた。勝負どころで、またもこの男が決めた。

 「本当に今日の記憶がないんです。ストライクなら思い切り振ろうと。体が反応した」

 ベンチ前で円陣を組んだ1―1の5回。2死満塁の好機で3打席目が巡ってきた。「途中から“YAH YAH YAH”が流れて。自分を奮い立たせてくれた」。「CHAGE and ASKA」の名曲で登場すると、大合唱が球場を包む。そして日本ハムの先発・達のフォークを捉えた右前打が決勝打となった。

 「僕は出続けるタイプの選手ではない。毎日出ている選手の方がプレッシャーはかかる。ベンチにいるときに何か“コト”を起こそうと考えている」。この日は、17日以来3試合ぶりの遊撃でのスタメンで大仕事をやってのけた。

 CSファイナルS開幕2日前の13日に伴元裕メンタルパフォーマンスコーチが「短期決戦の心得」と題し全選手にメール送信。「データや確率に振り回されることなく目の前だけに集中する。勝つ、負けるではなく、準備と遂行に全集中」。その文章を読み、心技体は研ぎ澄まされた。さらに出番のなかった19日にはイメージトレーニング。「今年のいいプレーだけの映像を見て焼き付けて臨んだんです」。

 開幕2連勝で一気に王手をかけながら3連敗し、負ければ終わりの最終決戦。小久保監督は自身の直感で打順を決め、川瀬を2番に抜てきした。窮地を救うのは、いつもこの男だ。今季ワースト借金7で最下位だった5月2日、本拠地でのロッテ戦。1点を追う9回2死満塁、代打で左中間へ逆転サヨナラ打を放った。2年ぶりの6連敗を阻止し、ここからチームは浮上して連覇した。指揮官は「もうホークスになくてはならない存在になりました。代えの利かないスーパーサブ以上になった」と最高の褒め言葉を贈った。

 25日からはセ・リーグで圧倒的な強さを見せた阪神との日本シリーズに臨む。昨年はDeNAに2勝4敗で敗れた。5年ぶりの日本一へ、指揮官は「日本シリーズ仕様に整えて、昨年の悔しい思いを晴らすべく戦います」と力強く宣言した。 (井上 満夫)

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