広島・佐々木泰 躍動2安打1打点 今季の反省糧に今秋のテーマは“長打力向上”と“勝負強い打撃”

[ 2025年10月10日 05:05 ]

みやざきフェニックス・リーグ   広島3ー6楽天 ( 2025年10月9日    生目第二 )

フェニックス・リーグ楽天戦で2安打1打点を記録した佐々木
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 広島・佐々木泰内野手(22)が9日、みやざきフェニックス・リーグの楽天戦(生目の杜第2)に「3番・DH」で先発出場し、今リーグ初長打となる適時二塁打を含む2安打1打点と躍動した。これで打率・375(16打数6安打)、2打点としたが、満足はない。今季187打席で本塁打ゼロに終わった反省を糧に、今秋は長打力向上をテーマに掲げ、さらなる飛躍を図る。

 佐々木に待望の長打が飛び出した。2―6の8回2死一、二塁、右腕・日当の変化球を左翼線適時二塁打。今リーグ4試合目にして初の長打をマークし、安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 「得点圏で安打を打てたのは、すごい良かった。長打が出たのは良かったが、まだ大きい当たりがないので、打球をしっかり上げていけるようにやっていきたい」

 初回2死でも左前打を放ち、2安打1打点と存在感を発揮した。ここまで打率・375、2打点と好調を維持するが、求めている数字は確実性プラスアルファ。特に物足りないのは本塁打数だ。

 今季2軍戦では1本塁打も、1軍では187打席に立って本塁打ゼロ。県岐阜商で高校通算41本塁打、青学大で東都リーグ通算12本塁打を放ち、スラッガーの前評判で入団した背番号10としては、その増産は使命とも言える。そこで今秋は長打力向上と勝負強い打撃をテーマに掲げ、練習に取り組む。

 「(練習の感覚は)良かったり悪かったり。(ボールを)上からたたくイメージを変えずにやっていきたい」

 今は試行錯誤を続けている段階だが、“足がかり”もある。佐々木に思うように長打が出ない要因について、新井良太2軍打撃コーチは「しっかり体重を乗せて軸(右)足を使って打つということ。キーワードは軸足の使い方。軸足を使って、ボールに(力を)伝える作業を、練習からやっていかないといけない。もうちょっとうまく使えれば、いい打球を打てるんじゃないかと思う」と分析した。

 下半身の力を今まで以上にボールへ伝達させることができれば、さらに飛距離が伸びることは明白。それが長打につながる。ミート力には長けているだけに、今後は“軸足”に注力して変身を図る。佐々木は言葉に力をこめた。

 「(打撃コーチからは)単打が多くて長打が少ないところに悪いイメージを持たず、しっかり自信持ってやっていこうと(言われている)。とにかく初球から振りにいくことを意識してやっている」

 来季への方向性を定め、準備を整える秋。実戦と練習でたっぷり汗を流し、“長打量産計画”を推進する。(長谷川 凡記)

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