甲子園辞退の広陵 告訴部員が「事実は大きく違う」「夜も眠れず…」リモート取材に60分間応じる

[ 2025年10月10日 17:28 ]

広陵高校の正門(2017年撮影)
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 1月に部内暴力が発生し、高校野球の今夏甲子園大会を出場辞退した広陵(広島)において、SNS上の投稿で名誉を傷つけられたとして複数の人物を名誉毀損(きそん)罪で刑事告訴した3年生部員1人が10日、リモートでの取材に約60分間応じた。

 SNS上での告発を発端とし、甲子園出場辞退にまで発展した一連の騒動。9月10日に被害生徒の親権者とみられる者や誹謗(ひぼう)中傷した者を告訴したことについて「今、SNS上に出ている内容と事実は大きく違う。誹謗(ひぼう)中傷があり、眠れない日もあった。被害に関する誇張が大きかったため(弁護士に)相談させていただいた」と説明した。

 1月下旬、野球部寮内で禁止されているカップラーメンを食べた下級生部員を注意したことが発端となった。その事案については「偶然、部屋で会った時にカップラーメンを食べたと知った。以前から(禁止されている)お菓子を食べるなど注意されていたにも関わらず(ルールを破ったので)、左肩を軽く押してしまいました」と明かした。

 その後、下級生部員に「広陵高校の寮では家庭の事情で差し入れの量が変わらないように平等というルールがあると説明しました」と明かす。しかし翌日、下級生部員が周囲に不満を明かしていたことを知り、「“なぜ食べたらいけないんですか?”と反抗的な態度を取られてしまい、なぜ反省していないのだろうと思い、胸のあたりを2度突いてしまいました」と説明した。

 下級生部員は、その後に転校を決断。「(下級生部員とは)“ここから頑張ろう”と握手をし、“自分も悪かったです”と言っていた。しかし、その後、“他の高校で頑張ります”と伝えられました」と振り返った。

 SNS上の告発にあった「合計100回以上を超えるような集団暴行」との表現については「僕との1対1で起きたこと。自分もチームとしても、そのようなことは絶対にありません」と否定した。

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