阪神・佐藤輝明 「もちろん!」侍ジャパン韓国戦選外も逆転選出へ“本番”の出場を熱望

[ 2025年10月10日 05:15 ]

軽快な動きを見せる阪神・佐藤輝(撮影・北條 貴史)
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 阪神・佐藤輝明内野手(26)が9日、来年3月開催の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での日本代表選出を熱望した。前日8日に発表された、強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025日本VS韓国」(11月15、16日、東京ドーム)に臨む侍ジャパンメンバーからは外れたが、国の威信をかけて戦う本戦での招集に照準を切り替え、ドジャース・大谷翔平投手(31)らとの共闘による世界連覇を思い描いた。そのためにも、まずは今秋、そのバットで、猛虎を日本一へと導いてみせる。 

 佐藤輝が、WBC日本代表への逆転選出に狙いを定めた。

 「もちろん(出たいです)。はい」

 来月15、16日の侍ジャパン強化試合。WBC代表の最終選考の場として位置づけられる2連戦だが、そのメンバーに「佐藤輝明」の名は無かった。NPBの中村勝彦事務局長は具体名を避けつつ「シーズン終了直後、クライマックスシリーズ(CS)、日本シリーズと続く中でコンディショニング面の不安もあり、招集を見送らせていただいた選手がいた」と説明。CSファイナルステージ(S)、日本シリーズと戦いを残す現時点で、セ界の本塁打、打点2冠王が外れた真相が明らかにされることはない。ただ佐藤輝が来春の“本番”への出場を熱望しているのは、確かだ。

 目下、15日開幕のCSファイナルSへ向けて調整中。この日もSGL尼崎で汗を流し、「しっかり動けたので良かった。うまくいっていると思います」とうなずいた。あす11日から参加予定だったフェニックス・リーグは悪天候予報のため参戦中止となったが、状態はすこぶる順調だ。

 「見ますよ。すごいプレーヤーがプレーしているのを見るのは面白い。それがモチベーションになる」

 メンタル面も上がってきた。メジャー通で知られる背番号8は、折を見て、日本よりも一足早く始まった大リーグのポストシーズンを視聴。自らと同じ左打ちの強打者でナ・リーグ本塁打王のフィリーズ・シュワバーの豪快な打撃など、激闘を繰り広げるトッププレーヤーたちから刺激を受ける。同時に、ドジャース・大谷翔平、カブス・鈴木誠也らとのWBCでの共闘を、その脳裏に思い描いていても不思議はない。

 今秋の代表メンバーからは外れたが、来春の滑り込み選出の可能性も大いに残す。今年2月の沖縄・宜野座キャンプ訪問時に「彼の長打は武器になると思う。いきなり40本以上も不思議ではない」と話していた井端監督の期待に、シーズン40本塁打&102打点で応えた。さらにWBCと同じ短期決戦でチームを頂点へと導く働きを見せられれば、そのインパクトは相当だ。

 今秋の日本一から来春の世界一へ――。佐藤輝の新たな戦いが、幕を開ける。(石崎 祥平)

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