佐々木朗希 指揮官の「朗希に乾杯!」に「チームに貢献したい」急ピッチで登板準備「すぐスイッチ入れた」

[ 2025年10月10日 12:18 ]

ナ・リーグ 地区シリーズ第4戦   ドジャース2―1フィリーズ ( 2025年10月9日    ロサンゼルス )

シャンパンファイト後に会見に応じる佐々木(撮影・柳原 直之)
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 ドジャース佐々木朗希投手(23)が9日(日本時間10日)、本拠でのフィリーズとの地区シリーズ第3戦にリリーフとして登板。リリーフとして初めての回またぎをこなし、3回をパーフェクト投球でチームの劇的サヨナラ勝利に貢献した。

 重要局面を任された。味方が1―1の同点に追いついた直後の8回から3番手として登板。ナ・リーグ本塁打王の2番・シュワバーから続く打線が相手だった。「しっかりまっすぐで押せましたし、フォークも前回より良かったので、どんどん攻めていく感じでした」。シュワバーをほぼ真ん中の98.8マイル(約159.0キロ)で右飛に仕留めると、次打者・ハーパーを迎えた際に大観衆からの熱狂的な「ロウキコール」を受けた。声援を味方にハーパーは変化球を中心に攻め、最後はカットボールで三飛。ボームはこの日最速100.7マイル(約162.0キロ)直球で二ゴロに打ち取り、この回を3者凡退で終えた。

 この回をわずか8球で終えると、9回も3者凡退。3イニング目となった延長10回も先頭のカステラノスをスプリットで三ゴロ、9番・ストットは直球で空振り三振に仕留め、最後はナ・リーグ首位打者のターナーを外角99.7マイル(約160.4キロ)直球で右飛に仕留めて3回パーフェクト投球で役目を終えた。

 大観衆からの「ロウキコール」を背に、ベンチへと戻ると、ロバーツ監督がベンチから本塁方向に歩み寄り、好投を称えるハグ。佐々木は引き締まった表情で出迎えを受け、ベンチの仲間たちとタッチを交わした。

 “想定外”の3イニング目だった。「まあ、試合前に2イニングあるかもしれないってことは言われてたので、逆算して、あって“8回からかな”とは思っていた」と振り返る。2イニングを終えてわずか18球。3イニング目も支障はなかった。0―1の7回表から準備を始めた。だが「最初はバンダが準備してて、でもイニング途中で呼ばれるかもと思って準備してて、そしたら結構急に同点になったタイミングで、言われて」と言う。同点になったのは7回2死から。それでも「いつもより準備が少ない中で…になってしまったんですけど、なんとかすぐスイッチ入れて、試合に挑めたかなと思ってます」と話した。

 2イニング目を終了した後は気持ちを切らさず「体調は良かったですし、特に疲れもなかったので、そこらへんの心配はなくて。次の回に回ってくるバッターのことを想定して、どういう攻め方で行くかとか、そういうこと考えてました」と冷静にベンチで過ごし、想定外の3イニング目に臨んだ。

 試合後のシャンパンファイトではロバーツ監督から「Shot for Roki!(朗希に乾杯!)」と活躍を称えられた。「本当にシーズン何もできなかった分、少しでもチームに貢献したいっていう気持ちと、個人としては来年につながる何か、あのまま終わるよりかはシーズンでいろいろ経験してっていう思いがあったので、今は少しずつですけど、そういった感覚はあるので良かったでしたし、チームのために今、働けてるので、そこは良かったなと思います」と笑顔を見せた。

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