ドジャース・山本由伸 5回途中3失点でPS初黒星…フィリーズ・シュワバーに被弾「うまく打たれた」

[ 2025年10月10日 01:30 ]

ナ・リーグ地区シリーズ第3戦   ドジャース2―8フィリーズ ( 2025年10月8日    ロサンゼルス )

<ドジャース・フィリーズ>9フィリーズ戦の4回、シュワバーに本塁打を浴び、叫ぶドジャース・山本
Photo By 共同

 ドジャースは8日(日本時間9日)、ナ・リーグの地区シリーズ(5回戦制)第3戦でフィリーズに2―8で敗れ、2勝1敗となった。先発・山本由伸投手(27)が今季本塁打王のカイル・シュワバー外野手(32)に今ポストシーズン(PS)初アーチを浴びるなど5回途中6安打3失点でPS初黒星。相手の主砲を目覚めさせる1敗以上に痛い敗戦となった。

 打たれた瞬間、絶叫した。1―0の4回先頭。山本は2ボールからの3球目、96・4マイル(約155キロ)の甘い直球をシュワバーに捉えられた。「ボールが先行してしまって、3球目の直球をうまく打たれた」。右翼席コンコースの屋根に直撃する、飛距離455フィート(約139メートル)の超特大同点ソロだった。

 打球速度117・2マイル(約188・6キロ)はシュワバーの本塁打ではキャリア2番目の打球速度。22年10月18日、ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦でパドレス・ダルビッシュから放った119・7マイル(約192・6キロ)に次ぐ、完璧な一撃だった。山本は続くハーパー、ボームの連打に味方失策も絡みこの回計4安打で一気に3失点。5回途中3失点でPS通算6試合目での初黒星を喫し「何とか最少失点で抑えられていたら、もっと試合の流れが変わっていたのかな」とうなだれた。

 8回には4番手のカーショーもシュワバーに2ランを被弾。大谷に1本差となる56本塁打の本塁打王は第1打席も含めPS8打数無安打だったが、2安打3打点と完全に目覚めさせてしまった。歴代単独3位のPS通算23本塁打としたキングは「気持ち良かった。試合全体を通してプレッシャーをかけられ続けた」と笑った。

 2勝1敗で王手の状況は変わらないが、9日(同10日)の第4戦で敗れれば、11日(同12日)に再び敵地で戦う第5戦は大谷が先発予定。勝ち抜いてもリーグ優勝決定シリーズでは1度しか先発できなくなるなど、2年連続ワールドシリーズ制覇への影響は大きい。
 「全体的に(調子は)そんなに悪くなかった」という山本は、8月18日のロッキーズ戦以来7試合ぶりの3失点となった。こちらも総力戦となる第5戦になれば中2日で救援待機となる可能性があり、第4戦は命運を懸けた一戦になる。(柳原 直之)

続きを表示

この記事のフォト

「山本由伸」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年10月10日のニュース