JR九州・今村拓未が8回2/3を無失点の好投でJABA大会初勝利 24年夏の甲子園大会4強左腕

[ 2026年5月8日 20:55 ]

JABA九州大会予選リーグ   JR九州2―0日本製鉄九州 ( 2026年5月8日    北九州市民球場 )

先発して8回2/3を無失点に封じ、JABA大会での自身初勝利を挙げたJR九州・今村(提供写真)
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 JR九州が2―0で競り勝ち、今大会を2勝1敗で終えた。先発した2年目左腕・今村拓未投手(19)が8回2/3を4安打無失点。完封こそ逃したが、JABA大会での初勝利を挙げた。

 「最後まで投げきることはできませんでしたが、最近の中では良いピッチングができました。真っすぐを右バッターのインコースにしっかり投げきれて、その真っすぐを軸に組み立てられたと思います」

 大器の片りんをうかがわせた。入社2年目でJABA大会での初先発。巡ってきたチャンスで、しっかりと結果を残した。左上手からの直球で打者を押し込むと、フォーク、スライダーも織り交ぜ幻惑。0―0の3回には1死満塁を招いたが、クロスファイヤーで食い込む内角直球で遊ゴロ併殺に仕留めた。完封目前の9回2死走者なしから安打、四球で降板となったが、133球の熱投。「最後まで投げられなかったのは悔しいですが、チームの勝利が一番です」とうなずいた。

 神村学園(鹿児島)のエースとして、24年夏の甲子園大会では4強入り。聖地をわかせたが、社会人野球の世界は甘くなかった。壁にぶつかった昨季は球速が落ちたこともあり、今オフはウエートトレーニングで徹底的に肉体を強化。技術面ではフォームの再現性を高めるために“脱力”にこだわった。

 「これまでは力みやすいタイプだったのですが、並進運動からリリースまで完全に力を抜くイメージで投げています」

 新たなフォームを身につけたことで、球速は最速147キロまで上昇。この日の快投にもつながった。

 「自分のパフォーマンスを発揮できれば通用するのも分かりましたが、まだフォアボールも多いし、課題も見つかりました。悪いところを修正して、2次予選に臨めたらいいと思います」

 5月30日には都市対抗野球大会九州地区2次予選が開幕。2019年以来7年ぶりの本大会出場へ向け、期待の左腕が台頭してきた。 

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