大谷が55号!自己最多&球団新 本塁打王は1本差で逃すも2年連続ベスト更新

[ 2025年9月30日 01:30 ]

インターリーグ   ドジャース6ー1マリナーズ ( 2025年9月28日    シアトル )

<マリナーズ・ドジャース>7回、ドジャース・大谷はソロ(撮影・小海途 良幹)
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 ドジャース大谷翔平投手(31)が28日(日本時間29日)、レギュラーシーズン最終戦のマリナーズ戦で昨季の自己最多を更新する球団新記録の55号ソロを放った。今季限りで現役を引退するカーショーのシーズン最終登板に花を添え、5連勝締めに貢献。ワールドシリーズ連覇に向けて30日(同10月1日)に始まるワイルドカードシリーズ(WCS)はレッズとの対戦に決まり、1勝1敗なら第3戦の先発登板が有力になった。

 敵地Tモバイル・パークでも「MVP!MVP!」の大合唱が鳴り響いた。4―0の7回2死。大谷は左腕スパイアーに2球で追い込まれても3球目の95・1マイル(約153キロ)を捉え、中堅左に豪快なアーチを描いた。

 「それだけ打てれば、チームが勝つ確率も上がる。自分のベストを更新できたのは良いこと」

 自己最多&球団記録を更新する55号ソロ。初回の右翼線二塁打、3回の右前打と合わせ、今季12度目の3安打で締めくくった。本塁打王が懸かっただけでなく、三塁打ならエンゼルス時代の19年6月13日のレイズ戦以来2度目のサイクル安打達成だった9回の最終打席は空振り三振。「ポストシーズンのため、いい感覚を持って終わりたいと思っていた。そういう意味では、3つヒットも打って、いい感覚でポストシーズンを迎えられる」と声を弾ませた。

 6月から投手復帰した負担をモノともせず打者専念だった昨季54発を上回った。しかも自己最多の109四球を選び、昨季より25打数も少ない中で量産した。27日は右足首故障明けのエドマンに打席を与え、自らの体調を整えることも目的に今季4度目の欠場。結果的にフィリーズ・シュワバーに1本届かず、01~03年のアレックス・ロドリゲス(レンジャーズ)以来の3年連続本塁打王は逃した。ポストシーズンへの準備を優先させたのは、ワールドシリーズ連覇には、それ以上の価値があるからだ。

 二刀流では初めて迎える秋の短期決戦は2日後に始まる。最初の関門はレッズとのWCS。第1戦はスネルが先陣を務め、第2戦は山本、1勝1敗になった場合の第3戦は大谷が有力だ。2連勝突破なら、フィリーズとの地区シリーズ第1戦に回り、もつれれば中6日で第5戦を託されるとみられる。

 デーブ・ロバーツ監督は「彼はずっと“ポストシーズンモード”に入っている。打席の質もそうだし、マウンド上の姿も違って見える。とてもいいシーズンを送っている。まだ先は長いけどね」と期待を膨らませる。再び頂点に立つまで13勝。大谷は「最後の最後までチーム一丸となって戦いたい。この勢いをポストシーズンにぶつけたい」と力を込めた。(柳原 直之)

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