阪神・山田脩也 「足踏み打法」で打撃面の成長を実感 守備では課題「準備の大切さ」学んだ

[ 2025年9月30日 05:15 ]

阪神の山田
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 【2軍リポート 大物から大物へ。若トラ駆ケル】

 兵庫県尼崎市に開業した新ファーム施設から、1軍を目指す若虎にスポットを当てる企画「2軍リポート 大物(だいもつ)から大物(おおもの)へ。若トラ駆ケル」の第6回。山田脩也内野手(20)と津田淳哉投手(24)の成長ぶりに迫った。前日に全日程が終了したウエスタン・リーグの戦いで、プロ2年目の両選手が得たものとは――。

 高卒2年目の山田が来季の1軍定着を誓った。今年は春季キャンプを主力中心の宜野座組でスタート。飛躍が期待されて迎えたシーズンは、ウエスタン・リーグで打率・198、3本塁打、36打点に終わり、1軍デビューはかなわなかった。

 「打撃は“これ”というものが見つかりつつある。でも、守備を一番しっかりやらないといけない選手という自覚はあるので。そこで20個以上(21個)エラーが出たのは反省」

 その守備面では新たな課題が見えた。2軍で100試合に出場。昨季から2試合減ったものの、3連戦全てで先発出場することが増えたことで、守備にほころびが生じた。「疲れがたまったカード3戦目に失策してしまうことが多かった」。改めてケア、準備の大切さを学んだ。今オフは体力づくりから見直し、一年間安定した守備力を発揮できる土台を築き上げる。

 「試合にたくさん出させていただいたので、来年はそういう経験をプラスにしないといけない」

 一方で成長を感じた打撃面は、「足踏み打法」がうまくハマった。タイミングの取り方を試行錯誤していた夏場に、ふとした思いつきで小さく足踏みをしながら打撃練習を行ったことが、好転のきっかけだった。「それまでは動きにリズムがなかった。(足踏みを)取り入れてから、いい形でスイングに入れている」。21日のソフトバンク戦では3安打5打点1本塁打をマークするなど、9月は納得のいく打席が増えた。

 3年目となる来季。甲子園の舞台で活躍するためにも、これまで以上にシーズンから逆算して鍛錬を積む。「この後のフェニックス・リーグ、秋季キャンプ。全てがアピールの場だと思う。目に留まるように、しっかり準備していきたい」。甘いマスクの“虎のプリンス”は、そう言って目をギラつかせた。(松本 航亮)

 ◇山田 脩也(やまだ・しゅうや)2005年(平17)8月20日生まれ、宮城県出身の20歳。仙台育英では1年春から正遊撃手。2年夏から3季連続で甲子園に出場し2年夏優勝、3年夏準優勝。侍ジャパン高校日本代表として23年9月のU18W杯で優勝に貢献。同年ドラフト3位で阪神入団。2軍通算202試合で打率・207、3本塁打、49打点、13盗塁。1メートル77、70キロ。右投げ右打ち。

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