大谷 本拠地最終登板カーショーに贈る52号逆転3ラン「記念すべき日に勝ちで終われたのは大きい」

[ 2025年9月21日 01:30 ]

ナ・リーグ   ドジャース6―3ジャイアンツ ( 2025年9月19日    ロサンゼルス )

5回、ドジャース・大谷が逆転3ランを放つ(撮影・小海途 良幹)
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 ドジャース大谷翔平投手(31)は19日(日本時間20日)、ジャイアンツ戦で1点を追う5回に決勝の52号逆転3ランを放ち、3連勝に導いた。チームは史上2番目に長い13年連続ポストシーズン(PS)進出を決め、地区優勝マジックも2つ減り「4」。前日に今季限りでの現役引退を発表したクレイトン・カーショー投手(37)のレギュラーシーズン本拠地最終登板に花を添えた。

 大谷は心の底から安堵(あんど)した様子だった。「カーショーの記念すべき日にしっかり勝ちで終われたのは大きい」。岩手・花巻東時代から憧れの存在だった左腕の現役引退表明から一夜明けて、レギュラーシーズン本拠地最終登板。負けるわけにはいかない――。バットで局面を打開した。

 1―2の5回2死一、二塁だった。21年サイ・ヤング賞左腕レイの95・5マイル(約154キロ)外角高め直球を逆らわずに振り抜いた。確信からゆっくり歩き出し、右手でバットを放り投げる華麗なバットフリップを決めた。ここまで12本連続ソロと走者がいる場面で本塁打を打ていなかったが、52号逆転3ランを左翼ポール際に運び「打った瞬間、行くと思った。その前の打席(2打席目の中飛)も良い捉え方をしていたので、自信を持って打席に入れた」と誇った。

 特別な一日だった。カーショーの雄姿を見ようとチケットは早々に売り切れて、5万3037人が集結した。カーショーは1―2の5回1死で降板。直後の逆転弾で黒星も消し「まだ(チームメートになり)2年目だけど、エンゼルスの時から対戦も含めて見てきましたし。勝ちで終われるようにいいところで逆転の一打が打てたのは凄い大きかった」と表情を緩ませた。

 昨年の「9・19」は3本塁打、10打点、2盗塁で、史上初の「50―50(50本塁打、50盗塁)」を達成し、チームも勝ってPS進出を決めた。今年は試合中にダイヤモンドバックスが敗れた時点で、史上2番目に長い13年連続PS進出が決定。大谷は2年連続の「9・19」弾で、「カーショーの記念すべき日」を逆転勝利で祝福した。

 3年連続本塁打王へ、フィリーズ・シュワバーのナ・リーグ最多53本にもあと1本に迫った。残り8試合でデッドヒートは続くが、大谷はどこまでも自然体だ。地区優勝マジックは2つ減って「4」。「ポストシーズン進出を決められたのは大きい。一試合一試合大事にしながら、明日切り替えて頑張りたい」と気合を入れ直した。(柳原 直之)

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