ドジャース指揮官「世代で最高の投手」引退発表カーショーに「まだ続けられるだけの成績を残していた」

[ 2025年9月19日 08:23 ]

本拠でのジャイアンツ戦の試合前会見に臨むドジャース・ロバーツ監督(撮影・柳原 直之)
Photo By スポニチ

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)が18日(日本時間19日)、本拠でのジャイアンツ戦の試合前会見に臨み、今季限りでの現役引退を発表したクレイトン・カーショー投手(37)への思いを語った。

 ドジャース一筋で通算222勝のレジェンド左腕はこの日、今季限りでの現役引退を発表。ロバーツ監督は「彼からは数週間前に聞かされていた」と明かし「当然そういう方向に気持ちが向いているんだろうなとは分かっていた。そして昨日、試合前に“これで決まりだ。会見を開く”と彼が言ったんだ。彼は感情的になっていたし、それも理解できることだ」と最終的に前日にはっきりと引退を決断したことを聞かされたと語った。

 カーショーとの会話内容に関しては「遠征先で“人生について話がしたい”と言われた。その1週間後くらいに“例の話だが、これで終わりだと思う”と彼が言った。彼が悩んでいるのは分かっていた。これは難しい決断で、彼自身のものでなければならなかった。私は助言する立場で寄り添ったが、押しつけはしなかった。最終的に、彼自身と家族の結論だった」と明かした。

 そして、カーショーのドジャースでの歩みを振り返り「我々は10年間一緒にやってきた。彼のキャリアをどう表すかと言えば、この世代で最高の投手だと思う。もちろん偉大な投手はたくさんいるが、これ以上の闘争心を持つ選手を私は見たことがない。本当に責任感が強く、そして一貫していた」と世代最高の投手と賛辞の言葉を贈った。

 昨年11月に左膝半月板と左足親指を手術し、今季は負傷者リスト(IL)入りでスタートも6月8日(日本時間9日)のカージナルス戦で294日ぶりとなる今季初白星をマークすると、ここまで10勝。昨季のわずか2勝から蘇り、2年ぶりに2桁勝利を挙げるなど復活を印象付けた。

 それだけに指揮官は「正直なところ、まだ続けられるだけの成績を残していた。まだ結果を出しているのに身を引くのは簡単ではない」と惜しみつつ「だがエレン(カーショー夫人)と多くの会話を重ねたはずだ。子どもたちも大きくなってきたし、一緒に過ごしたいのだと思う。彼は常に“最高”であることしか知らなかった。でも時間は誰にでも訪れる。彼はただしがみつくことは望まなかった。だから今がその時なのだ。家族にとっても、次の人生にとっても」とレジェンド左腕が「最高」のまま終わること、さらに家族との時間を過ごすことを望んだと決断を尊重した。

「デーブ・ロバーツ」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年9月19日のニュース