大谷 史上6人目の2年連続50本塁打に王手!“アメフトの神様”の目の前で特大弾「飛距離も持ち味」

[ 2025年9月15日 01:30 ]

ナ・リーグ   ドジャース13-7ジャイアンツ ( 2025年9月13日    サンフランシスコ )

<ジャイアンツ・ドジャース>3回、ドジャース・大谷はソロ本塁打(撮影・小海途 良幹)
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 ドジャース大谷翔平投手(31)が13日(日本時間14日)、ジャイアンツ戦で5試合ぶりの49号ソロを含む3安打1打点で打ち合いでの勝利に貢献した。史上6人目の2年連続50号に王手をかけた一発は今季チーム最長の飛距離454フィート(約138・4メートル)を計測。3得点で昨季の自己最多に並ぶ134得点とした。地区優勝マジックは1つ減らして「11」。頂点まで突っ走るのみだ。

 「BEAT LA(ロサンゼルスを倒せ)」に沸く敵地を黙らせた。1―4の3回先頭。大谷はウェブの真ん中付近のシンカーを強振し、打球角度25度でぐんぐん伸びた打球は中堅フェンス後方のネットで大きく弾んだ。

 「ビハインド(の展開)だったので“まだまだここからいけるよ”とみんなそう思っていた。本塁打は数が大事だけど、飛距離も持ち味の一つ」

 本塁打王争いでトップのフィリーズ・シュワバーを2本差で追う49号ソロは、打球速度114・8マイル(約184・8キロ)、打球飛距離454フィート(約138・4メートル)。自身7番目の飛距離ながら、今季チーム最長で、敵地オラクル・パークでは今季最長&最速という規格外の一撃になった。

 2年連続50本塁打以上を達成した過去5人はベーブ・ルースら球史に名を残す大打者ばかり。6人目に王手をかけ、デーブ・ロバーツ監督は「非常に難しいこと。彼がどれだけ特別な選手かを物語っている。大きな偉業となる」と称えた。

 初回先頭での遊撃内野安打で18試合連続出塁へ伸ばし、先制の生還。直後に4失点し、さらに2回無死満塁の絶好機を逃した沈滞ムードも3回の一発で振り払った。一挙6得点で逆転した5回の打者11人攻撃には申告敬遠で参加。5点リードの9回にも右前打で出塁し、フリーマンの二塁打で3度目の本塁を踏んだ。

 3安打は9月2日のパイレーツ戦以来、今季11度目。14試合を残して昨季記録した自己最多134得点に並び、「1番を打っている以上、打点以上に大事だと思っている。何とか出塁を第一に考えていきたい」と誇った。

 サンフランシスコを本拠地とするNFLの名門49ersとのコラボレーションデーとして開催された一戦に13―7で打ち勝った。現役時代にスーパーボウル4度制覇、MVP3度で「アメフトの神様」と呼ばれたジョー・モンタナ氏(69)が観戦する前で、「野球の神様」であるルースの系譜を継ぐ現代の二刀流として存在感を発揮した。

 地区優勝マジック「11」とし、4連覇へまた一歩前進。「ムーキー(ベッツ)の調子も最近素晴らしい。少しでもつなげば得点になる確率がもちろん上がってくる」。歴史に名を刻む最強の1番打者は「ヒリヒリする」9月も頼もしい。(柳原 直之)

≪次回登板17日に≫
 大谷の次回登板が16日(日本時間17日午前11時10分開始)の本拠地フィリーズ戦に決まった。ジャイアンツ戦後にロバーツ監督が明言し、ナ・リーグ本塁打王を争うシュワバーと投打で激突することになる。グラスノーが背筋痛を訴えた影響で予定を急きょ前倒しし、3回2/3で70球を投げた前回5日から中10日。試合前はキャッチボールや遠投でフォームや球筋を入念に確認していた。

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