ドジャース・由伸 3戦連続10Kも勝ち星付かず チームは延長10回サヨナラ満弾被弾

[ 2025年9月14日 02:00 ]

ナ・リーグ   ドジャース1―5ジャイアンツ ( 2025年9月12日    サンフランシスコ )

<ジャイアンツ・ドジャース>力投するドジャース・山本(撮影・小海途 良幹)
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 ドジャース山本由伸投手(27)は12日(日本時間13日)、ジャイアンツ戦に先発して7回1安打1失点、10奪三振と圧倒的な投球を演じた。日本投手歴代3位タイの3戦連続2桁奪三振をマーク。だが、試合は延長10回にタナー・スコット投手(31)が痛恨のサヨナラグランドスラムを浴びた。9回2死まで無安打無得点投球だった前回6日と同じ展開となり、連勝は4で止まった。

  再び悪夢のような結末が待っていた。山本の圧倒的な投球からバトンをつなぎ、タイブレーク制の延長10回はトライネンがイニングまたぎでマウンドへ。先頭を二ゴロで1死三塁となり、抑え左腕のスコットが投入された。四球と敬遠で1死満塁とすると、ベイリーに劇的なサヨナラ満塁弾を被弾。敵地は興奮のるつぼと化した。

 山本自身は支配的な投球がまたも続いた。「調子が良かった。いいコースを狙い投げていけた」。初回1死一塁から適時二塁打を浴びたが、最速97・8マイル(約157キロ)の直球を軸にその後は一人の走者も許さぬ完全投球で7回を投げ抜いた。

 19年ダルビッシュ(カブス)に並ぶ、日本投手歴代3位の3戦連続2桁奪三振。2年目で規定投球回に初めて達し、3戦連続7回以上1失点以下だが、いずれも勝ち星に恵まれず「勝ちきれなかったのは凄く悔しい」と唇をかんだ。3試合連続で7回以上を投げ1失点以下かつ2桁奪三振は15年カーショー以来、球団史上5人目。2試合連続で7回以上で被安打1以下は、球団では1925年のダジー・バンス以来100年ぶりの快投だった。

 バーランダーと今季初対決だった大谷も2敬遠含む3四球で、メジャー8年目で初の大台となる今季102四球となったが、連続試合安打は5で止まり援護できなかった。

 2位パドレスが敗れ、優勝マジックは1つ減って12。山本は「(スコットは)元々凄く実力がある投手だけに本人も苦しいと思う。全員でカバーしていきたい」と前を向いた。(柳原 直之)

 《日本投手の連続試合2桁三振は大谷の「6」》日本投手の連続試合2桁奪三振は、22年大谷(エンゼルス)の「6」がトップで、2位は95年野茂英雄(ドジャース)の「4」。山本は19年ダルビッシュ(カブス)の「3」に並び歴代3位となった。ドジャースの球団記録は16年カーショーの「6」がトップで、95年野茂の「4」は2位タイ。メジャー記録は19年コール(アストロズ)の「9」。

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