逆転パ王者に俺たちはなる!日本ハム3差接近 今川1088日ぶり弾&山県プロ初2発でモイネロ粉砕

[ 2025年9月10日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム7ー4ソフトバンク ( 2025年9月9日    エスコン )

<日・ソ>5回、ソロを放ちポーズを決める今川(撮影・高橋 茂夫)
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 俺たちが逆転王者になる!日本ハムは9日、首位ソフトバンクに7―4で逆転勝ちした。昇格即先発出場の今川優馬外野手(28)が、5回に決勝打となる3年ぶりのソロなど3安打3打点。山県秀内野手(23)もプロ初の1試合2発で、来日9年目のリバン・モイネロ投手(29)から初の1試合3発など6回途中7失点KOした。人気漫画「ワンピース」とのコラボデーに連敗を3で止め、首位に3ゲーム差に迫った。

 4ゲーム差で迎えた首位・ソフトバンクとの直接対決。まさに、絶対に負けられない戦いだった。ガッツあふれるプレーで「執念先輩」の異名を持つ今川が、3連敗中だったチームをよみがえらせた。

 「長かった。ずっとこの日を待っていたので凄くうれしい。3年間、全く1軍でチームに貢献できていなかったので、やっとファイターズに貢献できたなと思う」

 5月19日に出場選手登録を抹消されてから、約4カ月も2軍調整が続いたがこの日、再昇格し即スタメン出場。試合前には「ずっとファームにいる期間も、僕が優勝へのラストピースだと信じてやってきた」と豪語した。難敵・モイネロに1打席目は空振り三振。だが、0―3の3回無死二塁では、新庄監督から「(スイングを)迷ったら代えるからね」とハッパをかけられた。ここで反撃ののろしを上げる左翼線二塁打で勢いに乗った。

 同点の5回先頭では、モイネロの初球の直球を捉え左中間に決勝1号ソロ。10本塁打した22年9月17日のロッテ戦以来1088日ぶりの一発に「この日をずっと待ち望んでいた」と喜んだ。ドラフト5位・山県も2発を放ち、モイネロを初めての1試合3被弾で沈めた。

 4月1日の本拠地開幕戦のスタメンに名を連ねたが、結果は出なかった。だが、決して腐らなかった。2軍施設の千葉・鎌ケ谷では、夕食後に室内練習場で2年目外野手の宮崎ら若手に交じっての打撃練習が日課。優勝争いを繰り広げる1軍に悔しさを覚えながら、黙々とバットを振ってきた。「ファイターズのユニホームを着て野球をやれるラストチャンスだと思っていた」と結果が出なければクビさえ覚悟する中で、3安打3打点で勝利に貢献した。

 この日は、チームスローガンが「大航海は続く」ということもあり、人気漫画「ワンピース」とのコラボデー。“新庄船長”が率いる頼もしいクルーは、逆転優勝という港を目指す。(田中 健人)

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